しがない庶民の独り言

どこにでも居るしがない庶民。 日々の気付きや出来事、訪問記、神奈川暮らし、時事問題などをぼやく。 神奈川の映えスポットやグルメなども時折掲載。

キジバトも凍える寒さ

10月13日、横浜の最高気温は18.3度。
しかしこの気温は日付が変わった頃に記録されたもので、日中は16度くらい。



雨も重なり、体感温度は真冬並みでした。

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キジバトが手すりに止まっている様子ですが、体を丸めています。
よほど寒かったのでしょう。

今年はエルニーニョ現象が続き、東日本では厳冬になる可能性が高いという予想が先日11日(火)、気象庁から発表されていました。

正直なところ、長期予報は占いレベルという印象も否めませんが・・・、先週7日(金)は東京で本降りの雨で最高気温は13度台。

これは88年ぶりの低温記録だそうですが、まだ10月の段階でここまで寒いとなると真冬が思いやられるところであります。

(2022年10月13日:横浜市旭区若葉台付近にて撮影)

横浜・小机町周辺を散策

前々回の記事で触れましたが、今月末日までJR横浜線小机駅内で小机駅歴史展が開催されています。
小机駅は横浜市港北区小机町にあります。



横浜市内では北西部に位置します。

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硬券の日付印字体験をした後、小机町周辺を散策してみることに。
小机駅はJリーグ横浜F・マリノスの本拠地である日産スタジアムの最寄り駅(※)となっています。

※お隣の新横浜駅からも徒歩でアクセスできます。南ゲートから入場する場合は新横浜駅から歩いた方が早いかもしれません。

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日産スタジアム周辺の歩道の様子。新横浜方面を眺めてみます。

Jリーグの試合やコンサートなど何らかの催事がある際は大混雑しますが、何もないときは非常に閑散としています。
人の会話よりもカラスの鳴き声の方が耳に入るほどです。

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日産スタジアム周辺の歩道から眺めた横浜線・小机~新横浜間の光景。
住宅や大きな畑が見られます。

いわゆる"横浜"らしからぬ?光景ですが、横浜市も横浜駅周辺やみなとみらい、山下公園、中華街地区など市街地から離れれば自然が多く残っており、農業が盛んです。

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カワラバトが気持ち良さそうに日向ぼっこしています。
最近、雨が多いので鳥にとっても貴重な晴れ間だったのではないでしょうか。

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鳥山川の西ゲート橋付近にて。
ここまで来ると小机町から鳥山町に入り、小机駅よりも新横浜駅の方が近いのですが、自然が多く残っています。

ウォーキングをしたり、ベンチに座ってゆっくり過ごすのもお勧めです。

(2022年10月11日:横浜市港北区小机町と鳥山町付近にて撮影)

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クライマックスシリーズってやっぱりおかしい?

毎年秋になると感じること。
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)という名の敗者復活戦の是非です。



パ・リーグが2004年にプレーオフとして先行導入してから19年目。
2023年に20年目を迎えますが、今後も永遠と続くのでしょうか。

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(2022年10月11日:日本野球機構公式ホームページにて)



今季のプロ野球も残すところCSのファイナルステージと日本シリーズを残すのみとなりました。

セ・リーグはヤクルト(1位)と阪神(3位)、パ・リーグはオリックス(1位)とソフトバンク(2位)がファイナルステージで今日10月12日から対戦。

最大で6試合が開催され、先に4勝(1位は1勝のアドバンテージあり)したチームが日本シリーズへ進出します。

CSファイナルステージの展望や下位チームの下剋上の可能性、ファーストステージの振り返り記事などが散見されます。

しかし、盛り上がっている所にこんなことを書いたら怒られるかもしれませんが、筆者は2リーグで12球団しかない日本プロ野球でこの敗者復活戦の制度はおかしいと考えています。

3位以内に入れれば敗者復活の可能性がある(=レギュラーシーズンが終了しても全12球団のうち半分の6球団に日本一のチャンスが残る)というのは日本プロ野球の規模に見合っていません。

メジャーリーグではプレーオフや敗者復活のワイルドカードが行われているだろう!と主張される方がいらっしゃるでしょうが、あちらは1リーグ15球団、2リーグで30球団あります。

また、同じリーグの中から更に3つの地区リーグに分かれているメジャーリーグでは、まず地区リーグ優勝球団を決め、プレーオフで両リーグの優勝球団を決めなければいけない事情があります。

実質、6リーグ制で行われていると考えた方が分かりやすいでしょう。

プレーオフの前に行われる敗者復活のワイルドカードも地区優勝を逃した両リーグ12球団を地区関係なしに勝率順に並べ、勝率上位2球団のみ出場権が与えられるもの。
1試合のみが勝率の高い球団の本拠地で行われます。

今の日本プロ野球のCSみたいにレギュラーシーズン終盤でギリギリAクラス。
そして勝率5割に満たない球団でも日本一になれるチャンスが残るというものではありません。

日本シリーズの正式名称は"日本選手権"。
リーグ優勝球団(1位)同士の対戦が大原則であるはずです。

1位になれなくても最悪3位に入れればOKという制度。

これはおさらいすると2004年~2006年の間、パ・リーグで先行導入されたものでした(当時はプレーオフを勝ち上がったチームが1位となりリーグ優勝=日本シリーズ進出)。

2007年からはセ・リーグでも導入され、クライマックスシリーズ(CS)という名称に変更されました。

この年は最大5試合制で先に3勝した方が日本シリーズ進出となり、リーグ優勝チームもアドバンテージがありませんでした。

ところがリーグ優勝した巨人が2位中日にCSファイナルステージで3連敗ストレート負けを喫したことがよほど堪えたのか、翌年の2008年から現在の方式(最大6試合制、リーグ優勝球団に1勝のアドバンテージを付与)となりました。

ただ、たった6試合の短期決戦では1勝のアドバンテージなど簡単に吹き飛んでしまいます。
2014年の巨人や2017年の広島、2018~2019年の西武が典型例でしょう。

特に2019年の西武は悲惨だったことを思い出します。

ペナントレース、最後の最後に怒涛の勢いで首位のソフトバンクを追い抜き、142試合目で2年連続のリーグ優勝を決めましたが、CSのたった4試合でソフトバンクにひっくり返され、1年の苦労が帳消しとなってしまったわけです。

特に2017年~2019年の3年間、セ・パのどちらかがペナントレースでV逸したチームが、CSで敗者復活となり日本シリーズへ進出するケースが続きました。

いわゆる"下剋上"を果たした球団のファンは喜ぶ瞬間もあるでしょうが、リーグ優勝したチームの1年間の苦労を水の泡とし、そしてファンの気持ちを蔑ろにしてしまう制度であると言えます。

マラソンに例えれば1位で42.195kmを完走したのに、敗者復活戦で6km追加させられて引っくり返されるようなものです。

今振り返ると、横浜(現DeNA)が38年ぶりにリーグ優勝&日本一を達成した1998年はペナントレース1試合1試合の結果や経過に一喜一憂したものです。

夏場から2位中日との激しい優勝争い。
0.5差に詰められたり、9月に入ってもマジックが点いたり消えたりしていたことを思い出します。

その19年後の2017年、DeNAは3位からCSで敗者復活し、日本シリーズに進出しましたが、筆者は正直釈然としない思いでした。

もし1998年当時、最悪でもリーグ3位に入れればOKというような制度があったら、果たしてあの時の優勝争いは盛り上がったでしょうか。

残念ながら、筆者はそうは思えません。
優勝しても最後の6試合でひっくり返される可能性が残るからです。

38年ぶりに優勝したのに敗者復活戦で下位チームに下剋上を達成されたら、ファンからしてもたまったものではなく、納得できません。

繰り返しになりますが日本"選手権"はリーグ優勝チーム同士の対戦が大原則。

例外として、今季のパ・リーグのオリックスとソフトバンクのように勝敗、勝率共に完全に並んだ場合は両チーム同士でプレーオフを行い、正式にリーグ優勝を決める考え方もありますが、それ以外のケースではリーグ優勝したチーム同士を無条件で日本シリーズに出場させるべきです。

CSの代わりに、両リーグ内の試合をあと5~10試合増やし、レギュラーシーズンは交流戦の18試合を含め、148~153試合制とする。

そうすれば、現行の143試合では勝率のわずかな差で大逆転優勝が叶わなくても、148~153試合ならそれが叶うケースもあるはずです。

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