しがない庶民の独り言

どこにでも居るしがない庶民。 日々の気付きや出来事、訪問記、神奈川暮らし、時事問題などをぼやく。 神奈川の映えスポットやグルメなども時折掲載。

2020年04月

【独り言】外出自粛・休業要請の結果はリストラや倒産、就職難として反映か?

外出自粛・休業要請の結果はリストラや倒産、就職難として反映か?
最近、やはりそう感じます。



感染拡大防止という名目で今年2月末から政府の要請により始まった"自粛要請"と全国の小中高の一斉休校要請。

4月8日には神奈川県を含む7都府県で緊急事態宣言が政府から発令。
4月17日は全国が緊急宣言の対象となり、神奈川を含む13都道府県は特定警戒都道府県に指定されてしまいました。

いずれも期限は5月6日までですが、感染拡大に歯止めがかからなければ延長の可能性も考えられ、先行きは不透明です。

横浜市では"自粛要請"の弊害が鮮明になって来ています。

いつも賑わっていているはずのみなとみらい地区はガラガラ。
商業施設や飲食店も多くが2月末か3月上旬から臨時休業を余儀なくされています。
再開の見通しが立っていないところが殆どでしょう。

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赤レンガ倉庫も4月8日から全館休業中。
周囲は今まで見たことがないくらい閑散としていて、広々としています。
赤レンガ倉庫の建物の周りがここまで広いことを筆者は初めて認識しました。

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コスモワールドもワールドポーターズもハンマーヘッドも休業中です。
他の商業施設や飲食店も軒並み休業となっています。

新型コロナウイルスは時に命に関わるもの。
確かに感染予防や拡大防止にも努めなければいけません。

しかし危惧されるのはやはり経済面です。

横並びの自粛論や同調圧力が広まり、経済状況は急激に悪化
この春卒業予定の学生の就職内定取り消しの事例も耳にします。
2021年卒業予定者の就職活動は空前の売り手市場から一転、超氷河期が濃厚です。

今は自粛ありき。
それこそこんな時期に娯楽や旅行などけしからんという風潮です。

一方、この自粛要請・休業要請は経済を焼け野原のような状態にするでしょう。
その結果、リストラや倒産、就職氷河期などといった結果で我々庶民に跳ね返ってくることは想像に難くありません。

休業補償もあるのかないのかよく分からず、あったとしても微々たるものであてになりません。

4月19日、雨の日の翌日の快晴の日曜日で鎌倉や藤沢・江の島の海岸沿いの道路に観光客が殺到したことがやり玉に挙がっています。

訪れた方もそこで店などを経営する方も自粛はもはや限界?という気がします。
経営者も自粛と営業の板挟みでしょう。

人命と経済は社会の両輪。
新型コロナもインフルエンザもその他のウイルスや細菌も感染をゼロリスクにすることは不可能です。

"三密"を出来るだけ避けつつ経済を回し、学校なども再開する方向に持って行かないと社会が成り立ちません。

(写真はすべて2020年4月19日:横浜市中区みなとみらい地区にて撮影)

【雑記】コロナ疲れ・自粛ストレス緩和のヒントは野鳥にあり?

「コロナ疲れ」や「自粛ストレス」という言葉をよく耳にするようになりました。
新型コロナウイルスのおかげで社会全体が非常に殺伐とした空気になって来たことの表れでしょう。



コロナ蔓延前から続く「ストレス社会」。
現実として、疲れやストレスを全く溜めないのは殆ど不可能です。
ただ、それを緩和するヒントは野鳥にあるかも?しれません

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世界中の人間が新型コロナに翻弄される中、横浜・山下公園の野鳥は騒動などものともせず普段通り飛び回ったり歩き回ったりしていました。

情報過多に惑わされず、過剰反応せず、普段通り過ごす。
この日、野鳥をずっと観察していて、筆者は何となくですが、改めてそう感じた次第。

外出自粛要請の中、なかなか遠出しづらいとは思います。
日常の買い物で外出したついでで構いません。
身近にいる野鳥の動きを観察しているとひょっとしたらストレスの緩和に繋がるかも?

(写真は全て2020年4月17日:横浜市中区・山下公園付近にて撮影)

【独り言】新型コロナ感染者の詳細公表を不要と考える理由

2020年4月18日、新型コロナ感染者の公表は本当に必要か?という記事を投稿しました。
この記事については非常に多くの方からご覧いただきました。

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(2020年4月19日:神奈川新聞16面より)

詳細公表は必要と思われている方、不要と思われている方、どちらも多くいらっしゃるのかなと感じているところです。

筆者は感染者の詳細公表は不要と考えています。
理由は公表され、第3者が感染者の詳細を知ったところで何の解決にもならないからです。

新型コロナもインフルエンザやその他のウイルス感染もゼロリスクにはならず、ワクチンが生まれるわけでもありません

むしろ行政が感染者の詳細を公表することは負の面だらけ。

世の中意外と狭いものです。
拡散されることで感染者本人や勤務先など個人情報を詮索する者が現れ、特定されてしまう恐れがあります。

そうなると感染者が通う学校や職場、居住地域でいじめが起きる原因となります。

感染者の自宅まで特定され、投石や落書きされるなど、陰湿ないじめ被害も報じられています。
これぞ詳細公表の弊害の最たるものでしょう。

特に今はSNS全盛期の時代。

ツイッターなど不特定多数の者が閲覧できるSNS上で感染者やその家族、関係者などが糾弾されたり、その地域自体が変な目で見られ風評被害が起きる懸念があります。

最近は保育園で集団感染が起き、発生した園の保育士や関係者、組織自体が袋叩きにされてしまうケースを聞きますが、これも詳細公表の弊害ともいえます。

以上のことから筆者は行政の詳細公表は不要と考えていますし、感染した人が特に謝罪する必要も無いと考えています。

何か公表するにしても新型コロナは別に不治の病ではなく風邪の一種。
厚労省のインフルエンザ流行マップのように、市区町村ごとに情報を出せば十分です。

繰り返しになりますが、詳細公表のリスクはやはり先述のような風評被害。

実際には感染者本人や関係者の同意を得てからの詳細公表となり、同意が得られず非公表となるケースもあります。

行政から詳細公表の同意を求められても、嫌であれば同意しないという選択肢もあるでしょう。

新型コロナもインフルエンザもその他の感染症も誰もが罹る可能性があります。

感染者を偉そうに糾弾したり、感染者の自宅に投石や落書きなどの悪質な嫌がらせをしている人は、自身が罹ったらどう弁明するつもりなのでしょうか。

【独り言】新型コロナ感染者の詳細公表は本当に必要か?

横浜市では横浜駅西口にある横浜高島屋とヨドバシ横浜が休業となっています。
これは店内で新型コロナウイルス感染者が発生したことによるものです。

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横浜モアーズ側から見た横浜高島屋の様子です。
平時であれば何かしらの横断幕が店の周りに掲げられているのですが、何もありません。
完全に自粛モードとなっています。

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訪問時点では地下食料品売り場のみ営業を再開していましたが、他のフロアは臨時休業中です。
再開時期については4月17日時点では発表はされておりません。

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ヨドバシ横浜も4月10日(金)から全館臨時休館となっています。
年中無休であったはずのヨドバシが全館休館というのは、恐らく初めてではないでしょうか。
こちらも再開時期の発表は4月17日時点ではされておらず、まさに異常事態であります。

この2つが休業という横浜。人通りも少なく、正直不気味で仕方がありません。

さて、横浜高島屋とヨドバシ横浜の事例から改めて考えてみました。
新型コロナ感染者の詳細公表は本当に必要か?ということです。

感染者の居住している市区町村や職業、勤務先、発生した施設・店舗、病院などの詳細公表。

世の中では感染者の詳細を公表しろという声が多いようですが、筆者は以下の理由から不要と考えています。

今はSNS最全盛の時代です。

行政の感染者詳細公表によりあっという間に拡散してしまいます。
拡散されることで感染者や勤務先などの個人情報を詮索する者が現れ、特定されてしまう恐れがあります。

そうなると感染者が通う学校や職場、居住地域でいじめが起きる原因となります。

また、ネット上、特にツイッターなど不特定多数の人間が閲覧できるSNSで誹謗中傷を受けたり、その地域自体が変な目で見られ風評被害が起きる懸念があります。

経済面でもクラスター発生箇所の施設や店舗が閉店・廃業に追い込まれる懸念もあります。

以上の理由から筆者は新型コロナウイルス感染者の詳細公表は不要であるという考えを持っています。

プレスリリースで簡潔に発表すれば十分。

第三者が感染者の詳細を詮索したり、それまでの行動を糾弾する権利はありません。

そのような行為で100パーセントの予防法やワクチンが生まれるわけでもなく何の解決にもなりません。

最近、特にSNS上でこのような詮索行為や誹謗中傷行為が目立ちますが、八つ当たりそのものです。

新型コロナウイルス感染の隠蔽事例がいくつか報じられています。
筆者は隠蔽を肯定するつもりはありません。

ただ、感染事例を公表することでマスコミが押しかけて感染者の詳細を詮索されたり、発生箇所や感染者、関係者や組織が袋叩きにされてしまうのは明らかです。

隠蔽に走りたくなる気持ち、分からなくもありません。

年明けからの新型コロナ騒動。
筆者は2009年春の新型インフルエンザの流行時を思い出すことが多いのですが、ウイルス自体より風評被害の方が深刻だと感じます。

(写真は2020年4月17日:横浜市西区横浜駅西口周辺にて撮影)

【訪問記】台風19号襲来から半年。今の多摩川河川敷は・・・(2020.04.17)

2019年10月12日~13日。
特に静岡県と関東地方に甚大な被害をもたらした台風19号の襲来から早いもので半年が経ちました。



本ブログでは東京都・神奈川県の境目を流れる多摩川、東急二子玉川駅周辺の河川敷の台風19号襲来後の被災状況を3記事(※)掲載しました。

半年たった今、どうなっているのでしょうか??
現在の状況の一部です。

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台風による暴風や大雨で流出した樹木や家財道具は一見、片付けられているように見えます。

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兵庫島の丘の上に入れるようになっていました。
まだ立ち入り禁止で復旧工事中の場所もあり台風襲来前の状態とまでは行きませんが、徐々に復旧が進んでいます。

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野鳥がいつも通り?のんびり過ごしたり飛び回ったりしていました。

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多摩川河川敷の野球場。
台風による大雨で多摩川が氾濫し写真のスコアボードの上の方まで浸水した様子がニュース番組やネットの記事などで配信されていたのは衝撃的でした。

2019年12月1日の訪問時点では流された木や、傾いて草が巻き付いたスコアボードがそのままの状態でしたが、それは片付けられていました。
奥のサッカー場も含め復旧工事が進められています。

しかし、復旧工事が進められているところもあれば、まだまだ台風19号の爪痕が色濃く残っているところも・・・。

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大雨や暴風でなぎ倒され流出し、そのままの状態となっている樹木があちらこちらで見られます。

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河川敷の兵庫島公園災害復旧工事のお知らせの掲示。
この掲示を見ると復旧工事期間は2020年(令和2年)5月下旬までの予定とのことです。

台風や地震など、一度大きな災害が起きると復旧までには気が遠くなるような長い時間。
そして膨大な費用が生じることを改めて痛感します。

(写真はすべて2020年4月17日:東京都世田谷区東急二子玉川駅周辺の多摩川河川敷にて撮影)

※2019年12月2日※
【訪問記】台風19号襲来から1か月半、未だ爪痕色濃く【2019.12.01】
http://shiganaishomin.com/archives/22355120.html

※2019年10月27日※
【訪問記】台風19号の爪痕、生々しく(その2)【2019.10.26】
http://shiganaishomin.com/archives/21756918.html

※2019年10月26日※
【訪問記】台風19号の爪痕、生々しく【2019.10.26】
http://shiganaishomin.com/archives/21753132.html