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今月23日、QTnetの電源設備更新作業の不具合によって混乱が起きました。

具体的には、楽天カードや楽天Payでの決済が不可能となったり、福岡県など一部自治体のシステムが利用不能となり、防災メールが配信出来なくなったケースなどが報じられています。
楽天カードや楽天Payは27日13時過ぎに完全復旧したようです。

キャッシュレス決済が爆発的に普及し、特に普段の生活の支払いで楽天カードや楽天Payを利用している多くの方は大きな影響を受けたと思われます。

今回の混乱については色々と思うところがありますが、やはり改めてここで考えなければいけないのはキャッシュレス社会のリスクです。
教訓にしなければいけません。

11月26日の記事と10月29日の記事で触れましたが、まずは今年7月に発生したセブン・ペイ不正アクセス事件のように犯罪に巻き込まれ、金銭やポイントを搾取されるリスク。

次に台風や地震など自然災害で長期に渡り停電し、電気が使えなくなり何も出来なくなるリスク。
最近では千葉県を中心に大規模停電を発生させた今年9月の台風15号、その翌月の関東・東海地方を襲来するものとしては最強クラスだった台風19号による災害が当てはまります。

今回の混乱は不正アクセスや自然災害ではなくシステム障害によるものでしたが、やはりこれも人間が考えて作るものです。

万が一、障害や自然災害などでキャッシュレス決済が不可能になったことを想定し、ある程度現金を用意しておくなど消費者側もリスクを考え、あらかじめ準備しておく必要があります。



ここまで書くといかにもキャッシュレスの悪口ばかり言っていると思われそうですが、筆者はメリットを全て否定しているわけではありません。
時代に順応しなければ置いてきぼりにされるだけです。
反対論を唱えたとしても、世の中のキャッシュレス化の流れには逆らえないのは事実。

ただキャッシュレス決済が普及する今日、利用するのであれば上述のようなリスクと隣り合わせであることを認識しなければいけないと思います。
マスコミもキャッシュレス万歳論だけでなく、リスクについてもっと報じるべきではないでしょうか。