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(2019年12月12日:気象庁公式ホームページ地震情報より引用)

12日未明、北海道宗谷地方の豊富町で最大震度5弱を観測する強い地震がありました。
宗谷地方での震度5以上の地震は、気象庁による観測が1938年に開始されてから初めてとのことです。
ただ昔は観測点が少なかったので、強震が公式記録に残らなかったと思われるケースもあるようです。

強い地震で記憶に新しいのは、まず今年6月18日に発生した山形県沖の地震。

新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測し、住宅半壊や一部損壊、液状化現象などの被害が出ました。
最大10センチ程度でしたが、秋田県~石川県にかけての日本海沿岸で津波も発生しました。
山形県内で震度6以上の揺れを観測したのはこの地震が初めてとされています。

あとは昨年の9月6日、北海道胆振地方の厚真町で最大震度7を観測した激しい地震。
40人以上の犠牲者や800人近くの負傷者、15000棟以上の住家の全半壊、一部損壊などを発生させるなど大きな被害が出ました。
北海道で震度7を観測したのは初めてのことでした。

やはり改めて思うのは、大きな地震はいつどこで起きるか分からないということです。



上述のように、特定の地域で観測史上初めて震度6強や震度7を記録したと言うことを近年よく耳にしますが、これまで起きていない地域で今後も起きないとは言い切れません。

もちろん何も災害が発生しないことが一番ですが、日本は災害大国。
万が一の時のことを考え、対策しておかなければいけません。