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(2019年8月19日:東京都南区JR新橋駅SL広場にて撮影。画像はイメージです)

新型コロナウイルスの感染者数が日本国内でも日に日に増えて来ております。

日本国内でクルーズ船から下船した乗客や船内の出入りした厚労省職員のウイルス検査漏れが報じられています。
このことについては特に国外から厳しい声があがっているようです。

また、各スポーツ紙によるとサッカーU23南アフリカ代表が新型コロナウイルスの影響を踏まえ日本遠征拒否の姿勢を見せている模様です。
3月27日に予定されている親善試合が中止となる可能性も浮上しています。

さて、2020年夏の東京五輪はどうなるのでしょう?
開催の可否に関してはIOCが強い権限を持っています。
日本政府が決めるものではありません。

昨年10月、IOCの鶴の一声でマラソンの開催地が突然、東京から札幌へ変更することが発表されました。
理由は猛暑回避というものでした。
結果としてIOCから東京の夏の気候はマラソンを行うには不適切であると判断されてしまったわけです。

記事執筆時点でIOCは五輪中止や開催地の変更、無観客などは検討していないとされています。

過去の五輪は、戦争以外の理由で中止や延期になったことは一度も無いそうです。
感染症拡大で中止になった事例もありません。
一部で囁かれているような五輪中止や返上は今のところ、現実的ではありません。

ただ、サッカーU23南アフリカ代表のように、新型コロナウイルスを危惧した海外の選手団の来日拒否(ボイコット)はあり得るでしょう。
ボイコットの数が多くなり、思い描いた盛り上がりとは裏腹に、非常に閑散とした東京五輪となる可能性は否定出来ません。

有効な薬も無く、対処の使用が無い新型ウイルスが蔓延している国へなど行きたがらない、行かせたくないと考えるのは当然です。

それにスポーツ選手はドーピングの関係で迂闊に薬を服用出来ませんし、極限まで体脂肪を落としている人も多いでしょう。

結果、低体温化・免疫力の低下を起こし感染症を引き起こしやすくなり、悪化するリスクも高くなるはずです。

選手村で新型コロナウイルスが蔓延し、集団感染を発生させ、それが外に飛び火し収拾不能となるリスクも考えられます。

新型コロナウイルスは日本国内であれば健常者が感染しても致死率は極めて低く、殆ど命に関わるものでは無いとされています。

しかし海外と日本では医療水準や衛生水準、物事の解釈も異なってくるはずです。

今、海外からはかなり厳しい目で見られているということは間違いありません。
日本政府は何としても開催を目指すでしょうが、開催ありきではなく様々なシナリオを想定しなければいけないのではないでしょうか。