新型コロナウイルスの感染源となってしまったクルーズ船。



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3月24日まで横浜市の大黒ふ頭・客船ターミナルに停泊したままでしたが翌25日に同地点から5キロほど離れた三菱重工業の本牧工場岸壁に移動しています。

この大黒ふ頭・客船ターミナルは本ブログでも過去に取り上げたことがありますが、2019年4月に供用開始となったばかりです。
もうまもなく供用開始から1年となります。

横浜の海の新たな玄関口として注目されるはずでした。
しかし新型コロナウィルスの感染源として注目されてしまい、大きく報じられているのが現状です。
地元民としては残念でなりません。

さて最近、新型コロナウイルスの感染事例発表について思うことがあります。

都道府県や市町村で異なるのかもしれませんが、感染者が確認されるたびに行われる行政の記者会見。

それと感染者の居住している市区町村や職業、勤務先、発生した施設・店舗、病院などの詳細公表。
これらは本当に必要なの?ということ。

世の中では感染者の詳細を公表しろという声が多いようですが、筆者は以下の理由から不要と考えています。

今はSNS最全盛の時代。

行政の感染者詳細公表によりあっという間に拡散してしまいます。

拡散されることで感染者や勤務先などの個人情報を詮索する者が現れ、特定されてしまう懸念があります。

こうなると感染者が通う学校や職場、居住地域でいじめが起きたり、ネット上、特にツイッターなどのSNSで誹謗中傷を受けたり、その地域自体が変な目で見られ風評被害が起きる懸念があります。

経済面でもクラスター発生箇所の施設や店舗が閉店・廃業に追い込まれる懸念もあります。

以上の理由から筆者は新型コロナウイルス感染者の詳細公表は不要であるという考えを持っています。

また、感染者が確認されるたびに行われる行政の記者会見。
その模様がテレビで流れることで一層、社会の不安を増大させ、スーパーで買い占めが起きる原因にもなります。

プレスリリースなどで発表すれば十分ではないでしょうか。

感染者の詳細を詮索したり、それまでの行動を糾弾しても100パーセントの予防法やワクチンが生まれるわけでもなく何の解決にもなりません。

最近、特にSNS上でこのような誹謗中傷行為が目立つような気がします。

(2020年3月18日:横浜市中区大さん橋旅客船ターミナルにて撮影)