桜の季節は節目の季節。
入学、就職、転勤、転職、退職など様々です。



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(2018年4月1日:横浜市旭区若葉台付近にて撮影)

写真は横浜市北西部の桜の名所でもあります。
みなとみらいなどの市街地からは離れているエリアなのですが、桜の季節になると花見の方も多く来られます。
道路も渋滞することがあります。

春は寒く長い冬を耐え、過ぎ入学や就職、転職、人事異動などで環境が変わる方も多い季節。

満開の桜の下で迎えたいという方も多くいらっしゃると思います。

いわゆる4月始業。これは長きにわたり続いてきた日本の慣習であります。

しかし、その慣習が破壊されようとしています。
一部の首長の鶴の一声により議論が活発化した9月入学制度の導入。

その場の勢いで、それもたった1~2か月の議論で決めて良いのでしょうか?

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(2020年5月19日:朝日新聞10面・若い世代より引用)
※新聞には実名と年齢も掲載されていますが、プライバシーの観点から加工させて頂きました。

9月入学の議論活発化の背景は、まず学校の長期休校により学力差が生じることあるようです。
次にアメリカなど海外では当たり前だから日本も合わせるべきという考えもあるそうですが・・・。

前者はそもそも2月下旬からの長期間の一斉休校など必要だったのか?というところです。
筆者は不要であり、五輪のための犠牲であると考えています。

政府は五輪中止阻止、IOCや国際世論へのアピールのために手段を選ばなかったということです。

日本時間2月25日夜、IOC古参委員の5月までにコロナが収束しなければ五輪中止という旨の発言が流れました。

その翌日以降の日本政府の動きを見れば、五輪忖度なのは明らかでしょう。

※関連記事※
【独り言】突然の自粛・縮小要請、一斉休校要請。背景には東京五輪か?

学校関係では卒業式や入学式の中止、インターハイ中止、吹奏楽コンクール中止、選抜高校野球大会中止。

そして記事執筆時点でも夏の全国高校野球選手権大会も開催は崖っぷちです。
五輪のためなら何でも許されるのでしょうか。

次に後者ですが、日本の慣習には合わないと思います。

先述の通り、4月上旬ごろの桜の季節は節目の季節。

9月入学へ移行した際の教員不足や現場、保護者、児童生徒の大混乱。

入学が遅れることによる学校法人の経営面への悪影響などあらゆることが指摘されています。

これらの問題が指摘されるということは、日本では4月始業が定着している証拠。
むやみやたらに変えてはいけないということです。

もし9月入学制を導入するなら、高校や大学入試、就職時期などありとあらゆる制度や慣習を変えなければなりません。

文科省や学校内だけで済む話ではなく、次の年から一気に変えるというのは非現実的でしょう。

そもそも海外の9月入学制の話など暇なときに参考程度に議論すればいい話。
まず学校は休校を止めて、平常に戻すことを考えるべきです。