6月19日のプロ野球開幕まであと1日となりました。
しかし変わらず当日は雨予報となっています。
何とか試合が開催できる程度の天候になることを祈りたいところです。

今季は120試合制でオールスターと交流戦も中止となるなど、前例のないことばかりです。
セリーグはCSも開催断念となりました。
パリーグは1位2位の2球団で4試合制に規模縮小の上、開催されることになっています。

2006年以来14年ぶりとなる今季のセリーグの"CS無し"。

まさにここが見どころです。リーグ優勝しなければ日本選手権(以下、日本シリーズ)に出場出来ません。

シーズン1試合1試合の重みが増すことになります。
我々観る側も贔屓の球団があの日に勝っていれば、と思うことも増えてくるでしょう。

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(2018年10月31日発行:週刊ベースボール別冊DeNA編にて)

今から22年前の1998年、横浜(現DeNA)が38年ぶりの優勝・日本一を達成した時の復刻記事です。

この当時は3位までに入れれば敗者復活というようなCSやプレーオフという制度もありません。

シーズン1位(リーグ優勝)しなければ日本選手権に出場できず、観ている方もシーズン1試合1試合、重みがありました。
その日の贔屓球団の試合経過や結果に一喜一憂していたことを思い出します。

逆にCSがあることでどうでしょうか。
優勝できなくても上位に入れれば敗者復活の希望があり、消化試合を減らせるという意見もあります。

一方、優勝球団からすれば半年以上に及ぶペナントレースを勝ち抜いた苦労がたった数試合で帳消しになってしまう制度と言えます。
1年間、該当の球団を応援して来たファンの気持ちまで蔑ろにしてしまいます。

マラソンに例えるなら1位で42.195kmを完走したにも関わらず敗者復活のために6km追加させられて引っくり返されるようなものでしょう。

CSが無いと1位球団が独走した場合、消化試合が増える懸念も確かにありますが、何事もメリットとデメリットがあり完璧な制度はありません。

CSが無く日本シリーズに出るには1位にならなければならない今季のセリーグは特定の球団が独走するのか。
それとも最後の最後まで混戦になるのか。
ここが見どころであり、注目してみたいと思っています。