新型コロナウイルスCOVID19。
無症状者への大量のPCR検査や抗原検査、本当に必要でしょうか?

筆者からすればこれこそ不要不急です。医療資源の無駄遣いそのものでしょう。

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(2020年8月12日:新型コロナウイルス感染症対策サイトより引用)

東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトを見てみます。

7月に入り検査数が1日3000件を超えるようになり、中には1日6000件を超える検査を実施した日もあるようです。

新型コロナウイルスは皆様ご存じの通り、2類感染症扱いとされています。
たとえ無症状であっても検査で陽性反応が出た場合、原則として隔離されてしまいます。

2類感染症は鳥インフルエンザ(H5N1)や結核、SARSなどが該当します。

新型コロナウイルスがこれらの病気のように日本国内においても強毒性で致死率が高かったり不治の病であれば隔離もやむを得ませんが、そうではありません。

むしろこの時期であれば、殆どの人が無症状か軽微な風邪症状しか出ない新型コロナウイルスよりも熱中症の方がよほど危険です。

風邪と熱中症、どちらの方が緊急度が高いかは言うまでもありません。

2類感染症扱いのままPCR検査や抗原検査を大量に実施すれば、軽症者用のホテルや病床などあっという間に陽性反応が出た人で埋まってしまいます。

また、新型コロナウイルス以外の緊急性が高い病気や怪我を負っても病院側が風評被害を恐れ、搬送先病院がなかなか見つからず、その患者の命に関わるケースも考えられます。

新型コロナウイルス自体が危険なのではありません。

無症状なのに検査で陽性反応が出たことで隔離されて病床数が不足したり、他の緊急度の高い病気や怪我の治療に支障が生じたり、風評被害が生じることの方がよほど危険です。

これらはすべて大量の検査と新型コロナウイルスが2類感染症に指定されていることの弊害といえます。

以上のことから筆者は無症状者に対する大量のPCR検査や抗原検査こそ不要不急。

筆者は新型コロナウイルスを指定感染症から除外せよという考えです。