IOCも"欲しがりません勝つまでは!?"

9月22日に発表されたIOCバッハ会長の「ワクチンが無くても東京五輪は安全に開催出来る」という旨の書簡が話題になっています。

この書簡の前には、IOC古参委員コーツ氏の「新型コロナに関係なく東京五輪は開催」という発言が報じされ、批判の声があがりました。

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(画像はイメージです。2020年9月13日撮影)

2021年夏にやるのか、やらないのか?
延期された東京五輪は予定として残っています。

早く決めてもらわないと、アスリートやその関係者、協賛企業関係者など、多くの人が困ります。

たとえば五輪の予定が残っていることで、東京ビックサイトや幕張メッセなども使用が大きく制限されています。

延期により制限がかかる期間も2021年11月までとなる見込みです。

コロナ騒動が無くてもコミックマーケットやライブ、コンサートの開催に支障が出ています。

音楽・エンタメ・展示会業界などは「五輪開催」「五輪延期」「新型コロナ」の三重苦でしょう。

同じスポーツでも、例えばプロ野球の2021年の日程編成にも悪影響を及ぼすはずです。

まず、五輪野球の会場や資材置場となるため、五輪前後の期間は横浜スタジアムと神宮球場が使えなくなります。

このことからDeNAは今季、東京ドームでの主催試合も組まれていたくらいでした。

また、2020年に五輪が通常開催されていれば、五輪期間中はシーズン中断となる予定でした。

2021年に延期された五輪をやるのかやらないのか宙ぶらりんのままでは、2021年公式戦の日程も組めないでしょう。

実際にはNPBは2021年は五輪開催、もしくは五輪中止となった場合のパターンを想定しているのかもしれませんが、いずれにしても雲をつかむような作業になりそうです。

それに上記2つの球場は、夏の全国高校野球選手権神奈川大会や東西東京大会でも使用されます。

神奈川や東京の高野連も難しい調整を余儀なくされそうです。

2021年は新型コロナやワクチンに関係なく東京五輪開催というのはIOCの総意なのか。

それとも開催国である日本、開催都市である東京。
そして世界各国の反応を探るためのいわゆる"観測気球"なのか。

開催可否などすべての権限を持つのはIOC。

責任をもって早急に決断を下し、公式に発表する義務があるはずです。