一都三県に緊急事態宣言なら五輪は「絶望」か。
「非常に厳しい」ではすまないでしょう。

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(2021年1月5日:スポーツ報知4面より)

今夏に延期された東京五輪の開催可否。

新型コロナウイルスの陽性者数、一都三県に再発令が決定的となっている緊急事態宣言の内容や範囲、そしてワクチンの開発、供給状況に目が向かいがちです。

しかし別の視点から考えてみます。

五輪の予定が残っていることで、現状、東京ビックサイトや幕張メッセなども使用が大きく制限されています。

東京五輪の今夏への延期により、使用制限がかかる期間も今年11月までとなる見込みです。

こうなるとコロナ騒動が無くてもコミックマーケットやライブ、コンサートの開催に支障が出ます。

音楽・エンタメ・展示会業界などは「五輪開催」「五輪延期」「新型コロナ」の三重苦でしょう。
これらの業界の関係者やファンの方は「我慢の限界」と、声を上げるべきではないでしょうか。

同じスポーツでも、例えばプロ野球の2021年の日程編成にも悪影響を及ぼしたはずです。

まず、五輪野球の会場や資材置場となるため、五輪前後の期間は横浜スタジアムと神宮球場が使えなくなります。

このことからDeNAは2020年シーズン、東京ドームでの主催試合も組まれていたくらいでした。
2021年シーズンも夏場、神宮球場や東京ドームでの主催試合が組まれています。

また、2020年に五輪が通常開催されていれば、五輪期間中はプロ野球はシーズン中断となる予定でした。
2021年も踏襲される見込みです。

昨年12月、セ・パの2021年シーズンの日程がようやく出揃いました。
五輪開催可否もはっきりせず、日程作成に関し雲をつかむような作業になったことでしょう。
しかし東京五輪の動向によっては再度、日程再編を余儀なくされそうです。

プロ野球に加え上記2つの球場は、夏の全国高校野球選手権神奈川大会や東西東京大会でも使用されます。

東京都高野連は東西東京大会の準決勝以降の8試合を東京ドームで開催することを発表していますが、神奈川県はどういった対応を取るのでしょうか。

2020年に引き続き、難しい調整を余儀なくされそうです。

もっと身近なところでは、花火大会も全国で軒並み中止。
五輪があることで警備員が確保できないのが原因とされています。

もはや東京五輪は様々な面で足かせです。

筆者はこのブログで再三、五輪開催に関し批判的な内容を書いてきました。

読者の方に誤解しないで頂きたいことがあります。
筆者は決してアスリートや競技そのものを批判するつもりは全くありません。

金儲け、政府の面子、政治屋のレガシーのためにスポーツを利用する姿勢。

これらのために庶民に「自粛を強要」させたり、五輪に関係のない行事や催し物がいくつ潰れても構わないという姿勢が気に食わないのです。

東日本大震災からの復興、コロナウイルスに打ち勝った証、世界団結の象徴としての五輪。
妄言としか思えません。