しがない庶民の独り言

どこにでも居るしがない庶民。 日々の気付きや出来事、訪問記、神奈川暮らし、時事問題などをぼやく。 神奈川の映えスポットやグルメなども時折掲載。

【訪問記】平成28年(2016年)熊本地震から4年。阿蘇・高森町へ(2020.02.09)

今月16日、熊本県内で最大震度7(益城町・西原村)を観測した平成28年(2016年)熊本地震から早いもので4年を迎えます。

九州で震度7、そして一連の地震活動で震度7を2回(前震と見られる2016年4月14日と本震と見られる4月16日)観測したのは初めての事例でした。



筆者は2月9日、熊本県阿蘇市の高森町を訪れてました。
同町では熊本地震の本震と思われる地震(2016年4月16日)で最大震度5強を観測しています。

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当日は阿蘇山が勢いよく噴煙を上げていました。
お隣の鹿児島・桜島火山に負けないくらい阿蘇火山も雄大です。

熊本県も温泉が豊富ですが、やはり火山活動の賜物ではないでしょうか。
筆者はそのように感じます。

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立野駅(南阿蘇村)と高森駅(高森町)を結ぶ南阿蘇鉄道も熊本地震で被災し全線運休を余儀なくされました。

地震から4年近く経過してもその爪痕が色濃く残っており、記事執筆時点では高森駅~中松駅間のみの運行となっています。

南阿蘇鉄道は令和5年(2023年)夏ごろの全線運転再開を目指しているとの報道もあるようです。
その年は熊本地震発生から7年ということになります。

一度大きな地震や集中豪雨、2019年台風19号のような巨大台風などでインフラが被災すると、復旧にこぎ着けたとしても相当な年月がかかるということを改めて痛感します。

特に大きな地震はいつどこで起きるか分かりません。

今、世の中は新型コロナウイルス騒動の報道ばかりですが、不意打ちの地震の備えも忘れないようにしておきたいところです。

(2020年2月9日:熊本県阿蘇郡高森町・南阿蘇鉄道高森駅付近にて撮影)

【雑記・訪問記】奄美・名瀬の景色を眺めながらサンドイッチを味わえるカフェ(2020.02.07)

今年2月の鹿児島・奄美大島訪問でお世話になったサンドイッチカフェ奄美
奄美・名瀬の景色を眺めながらサンドイッチを味わうことが出来ます。



お店は奄美市名瀬の市街地。
現地の路線バス(しまバス)の「名瀬郵便局」停留所の目の前にあります。

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筆者が訪れたのは朝で、モーニングセット+フライドポテトを頂きました。
ふわふわのパン。そしてこぼれそうな、ぎっしりと入った具材。

ボリューム満点ですぐに満腹になってしまいました。

先が読めませんが、今後、新型コロナ騒動が終息し、機会を作れればまた奄美大島へ再訪したいと思う今日この頃です。

(2020年2月7日:鹿児島県奄美市名瀬にて撮影)

【独り言】緊急事態宣言と休業要請。経済は焼け野原か。

4月8日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、安倍首相から緊急事態宣言が発令されました。
期限は5月6日まで。東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県が対象となっています。



東京都と神奈川県では首長より4月11日より他業種へ休業要請が出されています。
埼玉県では4月13日、千葉県も週明け以降、休業要請を出す意向と報じられています。
"休業要請"という点では、一都三県足並みを揃えた形となりました。

関西では兵庫県が4月15日から休業要請を出す意向。
福岡県も週明けにも可否を判断すると報じられています。

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緊急事態宣言発令後の日中の横浜駅東口地下街の様子です。
これは休業要請前の4月9日撮影のものですが、この時点で殆どの店がシャッターを閉めていました。

普段であれば、歩く方向を変えるものなら他の歩行者の方とぶつかってしまうくらい人通りが多いところです。

いつもの客足には程遠く、年末年始でも考えられないくらい閑散としています。

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どの方向を向いても臨時休館のお知らせの掲示ばかりです。

緊急事態宣言に伴う休業要請。経済は焼け野原か。
そして東京脱出加速も?
筆者はそうなる可能性が高いと考えています。

年明けからの新型コロナ騒動。

特に政府からイベントの自粛や一斉休校要請が行われた2月末以降でしょうか。
卒業予定学生の就職内定取り消しや雇止め、出勤日数削減などの事例を耳にするようになりました。

既に内定取り消しや急に職を失うなどして今後の生活に見通しが立たなかったり、経済的に困窮している方が相当いらっしゃると思います。
経済的に困窮すれば時に命に関わるような事態にもなりかねません。

緊急事態宣言対象外地域に実家がある方は、それを頼りに帰省されるケースもあるでしょう。

いわゆる"コロナ疎開"や"東京脱出"。

ツイッターでこの言葉がトレンド入りし、新型コロナウイルスを拡散させる原因だと批判する声が多く上がっています。

確かにそうかもしれません。

しかし当人たちからすれば収入が断たれ、殆ど保証もなく、家賃も払えず東京で生活出来ないとなれば、"東京脱出"はやむを得ない面もあると考えることも出来ます。

これは東京からだけでなく大阪や兵庫、福岡からの"脱出"にも同様のことが言えます。

筆者はこのような行動を決して推奨するわけではありませんが、当人やその親族でなければ分からない事情もあるはずです。
一概に批判したり、糾弾する風潮には苦言を呈したいと思います。

少し話が逸れてしまいましたが、2月末からの自粛要請や一斉休校要請。
そして4月8日以降の緊急事態宣言や休業要請は経済を止め、失業や内定取り消しで経済的に困窮する人を多く発生させるなどの弊害が生じています。

今は新型コロナウイルスの新規感染者数ばかりに注目が集まっています。
「経済を止めてでも感染のリスクを減らすべきだ」という風潮ですが、緊急事態宣言の期限となる5月6日前後には、どのような風潮になっているのでしょうか。

本来なら繁忙期のGWも閑散としたものになり、廃業となる事業者が相当数発生。

経済が焼け野原となり、生活困窮者が街にあふれ返り、2021年卒業予定者の就職活動は多くの会社が採用中止や採用者減を表明。
それまで人手不足により空前の売り手市場だったところが超氷河期へ突入する懸念。

そんなことがニュースの一面になっているような気がします。

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(写真はすべて2020年4月9日:横浜市西区横浜駅周辺にて撮影)

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