しがない庶民の独り言

どこにでも居るしがない庶民。 日々の気付きや出来事、訪問記、神奈川暮らし、時事問題などをぼやく。 神奈川の映えスポットやグルメなども時折掲載。

【独り言】新型コロナ、行政の記者会見って必要なの?

国内で新型コロナウイルス騒動が起きてからそろそろ3か月。

経済状況の悪化やセンバツ中止、プロ野球開幕延期など暗いニュースばかり。
また横並びの自粛論や同調圧力が蔓延し殺伐とした世の中です。

DSC_1560


さて最近、ふと思ったのは、新たな感染者が確認された時の行政の記者会見って必要なの?ということ。
もちろん行政機関が秘密主義を貫き、感染の隠蔽を図ったり、表面上の感染者数を少なくするような裏工作は許されません。

しかし、感染者が確認された時、行政がそのたびに記者会見することで、逆に不安をあおり、風評被害を生じさせているのではないでしょうか。

景気の"気"は気持ちの"気"。

横並びの自粛論が蔓延し、経済が停滞してしまいます。
これは過去の記事でも散々書いた通りです。

一方、"気持ち"が乱され、庶民は冷静な判断が出来なくなります。
マスクや消毒用品など、飲料水などの買い占めが起き、需要に供給が追い付かなくなるのはその典型です。

行政は記者会見を開き庶民の不安をあおるくらいなら、プレスリリースで発表するだけで良いのでは?
正直はそう感じています。

いずれにしても一連の騒動が早く終息に向かい、自粛論や自粛ムードが一掃されることを願ってやみません。

(画像はイメージです。)

【独り言】2020年のプロ野球開幕は6月以降?

2020年のプロ野球。開幕目標は6月以降?
予定では3月20日(金)に開幕しているはずでしたが、新型コロナ騒動で延期となっています。




DSC_1582

開幕が待ち遠しい方も多いかと思います。
しかし今回、NPBは開幕日の決定に関してはかなり慎重になっていると思われます。

9年前の2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しました。
この年は3月25日開幕予定でしたが、震災後、パ・リーグは4月12日に開幕延期を発表。
一方、セ・リーグは予定通り3月25日に開幕させようとして世間からバッシングされました。

結局、セ・リーグも4月12日に開幕を延期しましたが、この当時のトラウマもあるはずです。

新型コロナウイルス騒動で横並びの自粛ムードや同調圧力が広まる今日、開幕日の決定については慎重にならざる得ないのがNPBの本音と考えることが出来ます。

ただ、自粛論者・中止論者からの批判を極度に恐れたり、専門家の意見を全て聞き入れ、決断の先延ばしを繰り返していたらいつまで経っても開幕できません。

1週間や1か月で状況が好転するとは考えにくく、そもそも新型コロナウイルスもそれ以外のウイルスも完璧に予防する方法など無いでしょう。

プロ野球は観る方としては楽しみの1つですが、催行する方や選手としては"仕事"。
いずれ経営面での問題が生じてくるはずです。

2020年3月22日、さいたまスーパーアリーナで予定通りK-1が催行されました。
政府や埼玉県が何度か自粛を要請したものの、それを拒否して催行したと報じられています。
K-1は観る方とすれば楽しみの1つですが、催行者や選手としては重要な"仕事"でしょう。

同日のK-1に関しては「強行」や「決行」、そして「自粛要請無視」などと悪者のように報じるものが散見されますが筆者は「予定通りの催行」を支持しています。

仕事をしなければ収入になりません。

繰り返しになりますが、主催する方も、時には割り切りと覚悟も必要ではないでしょうか。

でないとプロ野球もJリーグも、ライブやコンサート、イベントなど何も出来ず、球団経営に問題が生じたりイベント会社が倒産して職を失い、経済的に困窮する人が大勢出て来るわけです。

人命が第一なのは言うまでもありません。一方、経済も同じくらい重要であり、人命と経済は社会の両輪。
筆者はそう考えています。

(写真は2020年3月22日:横浜市中区JR関内駅付近にて撮影)

【独り言】新型コロナ感染者の詳細公表って本当に必要なの?

新型コロナウイルスの感染源となってしまったクルーズ船。



IMG_8092

3月24日まで横浜市の大黒ふ頭・客船ターミナルに停泊したままでしたが翌25日に同地点から5キロほど離れた三菱重工業の本牧工場岸壁に移動しています。

この大黒ふ頭・客船ターミナルは本ブログでも過去に取り上げたことがありますが、2019年4月に供用開始となったばかりです。
もうまもなく供用開始から1年となります。

横浜の海の新たな玄関口として注目されるはずでした。
しかし新型コロナウィルスの感染源として注目されてしまい、大きく報じられているのが現状です。
地元民としては残念でなりません。

さて最近、新型コロナウイルスの感染事例発表について思うことがあります。

都道府県や市町村で異なるのかもしれませんが、感染者が確認されるたびに行われる行政の記者会見。

それと感染者の居住している市区町村や職業、勤務先、発生した施設・店舗、病院などの詳細公表。
これらは本当に必要なの?ということ。

世の中では感染者の詳細を公表しろという声が多いようですが、筆者は以下の理由から不要と考えています。

今はSNS最全盛の時代。

行政の感染者詳細公表によりあっという間に拡散してしまいます。

拡散されることで感染者や勤務先などの個人情報を詮索する者が現れ、特定されてしまう懸念があります。

こうなると感染者が通う学校や職場、居住地域でいじめが起きたり、ネット上、特にツイッターなどのSNSで誹謗中傷を受けたり、その地域自体が変な目で見られ風評被害が起きる懸念があります。

経済面でもクラスター発生箇所の施設や店舗が閉店・廃業に追い込まれる懸念もあります。

以上の理由から筆者は新型コロナウイルス感染者の詳細公表は不要であるという考えを持っています。

また、感染者が確認されるたびに行われる行政の記者会見。
その模様がテレビで流れることで一層、社会の不安を増大させ、スーパーで買い占めが起きる原因にもなります。

プレスリリースなどで発表すれば十分ではないでしょうか。

感染者の詳細を詮索したり、それまでの行動を糾弾しても100パーセントの予防法やワクチンが生まれるわけでもなく何の解決にもなりません。

最近、特にSNS上でこのような誹謗中傷行為が目立つような気がします。

(2020年3月18日:横浜市中区大さん橋旅客船ターミナルにて撮影)

プライバシーポリシーと免責事項