前回の記事では台風15号通過後の山下公園付近の様子を掲載しました。
今日11日は少し北上して臨港パーク付近の様子です。


やはりあちらこちらで倒木や折れた木の枝が散乱している光景が見られました。

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(2019年9月11日:横浜市西区臨港パーク入口交差点付近にて撮影)

写真1枚目のように一見、頑丈そうな木も根っ子から完全に折れてしまい、右側の手すりに向かって倒れています。

このような光景を目にすると、今回の台風で何とか耐えた木も根っ子が弱り、次の雨や台風で倒れてしまうのではないかと危惧してしまいます。

あとはこちらも考えたくありませんが、強い地震による倒木の危険も考えられます。

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(2019年9月11日:横浜市神奈川区金港町シーバス乗り場付近にて撮影)

台風15号は海上交通線シーバスの運航にも影響が出ています。

横浜港で旅客船2隻が流され1隻が完全に沈没、もう1隻も東京湾内を一時漂流し損傷したことが報じられました。

今日9月11日時点で横浜駅東口~ピア赤レンガ間の折り返し運航となっており、ピア赤レンガ~山下公園間は引き続き運休となっています。

この他、横浜港シンボルタワーや本牧海づり公園も甚大な被害が発生し、復旧の目途は立っていないとそれぞれ公式ホームページなどで発表されています。

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(2019年9月11日:横浜市西区臨港パークにて撮影)

横浜は今日11日も厳しい残暑。最高気温は32.2度で非常に蒸し暑い1日でした。
これだけ暑いとやはり熱中症のリスクが高まります。

東京湾を挟んで向かい側の千葉県では記事執筆時点で未だ40万軒近くが停電状態にあるようです。

全面復旧は新たに見つかった不具合や雷雨の影響で、当初よりも遅れて明後日13日以降になると東電から発表がありましたが、これ以上先延ばしにならず1日も早い復旧が望まれるところです。

しかし今回の台風15号は本当に強力でした。
相手が自然では勝てないことを改めて実感します。