過去に撮影した写真を整理していたら出て来ました。
2011年3月11日の東日本大震災からおよそ2年半が経過した時のJR気仙沼線柳津駅の光景です。



同線の柳津駅~気仙沼駅間は東日本大震災による大津波で甚大な被害を受け、鉄道としては現在も不通のままです。

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(2013年11月16日:宮城県登米市・JR柳津駅にて撮影)

2019年11月12日、JR東日本はJR気仙沼線の柳津~気仙沼間、及び大船渡線の気仙沼~盛間の廃止を国交省に届け出たことを発表しました。

現在、両路線のこの区間は、BRT(バス高速輸送システム)として運行されています。

同駅から気仙沼方面の様子をうかがうと、写真1枚目の停止信号、そしてトンネルの手前にポールが立てられ、その奥を津波で流された樹木が線路を塞いでいる光景が繰り広げられていました。

この光景を見て、鉄道としての復旧は果たして現実的なのだろうか?と思ってしまったのは事実。
今、写真を見直してみても、やはり写真1枚目の停止信号が虚しい・・・。