
筆者宅でマスクの在庫を確認しました。
理由は季節性インフルエンザや風邪の予防、花粉症対策もありますが、やはり現在盛んに報じられている新型コロナウィルスによる肺炎への備えです。
1月26日、日本国内でも4例目の新型肺炎感染が確認されたと厚労省から発表されています。
流行が世界に拡大しつつある新型コロナウイルス。
思い出されるのは2009年春頃から世界中で流行した新型インフルエンザ(ブタインフルエンザ)。
この当時、日本ではマスクが飛ぶように売れ品薄になり、店頭から消えました。
またマスクがYahoo!オークションで定価の5倍~10倍以上で出品され、入札が殺到した事例もありました。
具体的には、例えば写真のような60枚入りのマスク。
あの当時、メーカー小売希望価格700円台から高くても1000円台のものが10000円以上の金額で出品され、それでも購入希望が殺到しました。
普通ならこの価格で購入することなど考えられません、
やはり学校の周辺を歩くと感染するとか、このマスクを着用していれば高確率で予防できるというような不正確な情報が飛び交った面は大きかったでしょう。
新型インフルエンザに便乗した詐欺商法も多かった気がします。
あの混乱からおよそ10年、教訓にしなければいけないと思うのですが、また同じようなことが起きる可能性を感じてしまいます。
備えは当然必要ですが、一方、デマや不正確な情報に流されないよう、冷静に行動したいものです。