8月20日、ジャニーズが2020年内の大型公演を全て中止し、オンライン配信に切り替えるという発表がありました。

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理由としては新型コロナウイルスの感染状況や政府・各自治体の方針に鑑いた判断としています。

ジャニーズグループについては、既に2021年春卒業予定者の採用活動中止も発表されています。

コロナ禍での自粛・中止・規模縮小要請により、ライブやコンサートなども3月以降は殆ど開催出来ていません。
開催出来なければその分の収入は"ゼロ"。

物販収入やファンクラブの有料会員収入などは多少あるのかもしれませんが、到底、入場料収入をカバーできるほどのものではないでしょう。

ライブやコンサートなどは、会場での満員の観客と歓声、高揚感があって成り立つものです。
野球観戦などでも同じことが言えます。

現在、プロ野球が観客数5000人上限に開催されています。
テレビで視聴していても満員の大歓声や鳴り物応援が無いのは寂しいものです。

主要メディアは相変わらず、毎日、新型コロナウイルスの陽性者の数や、感染者・感染発生場所の詳細を詮索する報道ばかり。
別に不治の病でも難病でも無く"風邪"なわけですから、誰がどこで罹ったって関係ありません。

最近になり、新型コロナウイルスを指定感染症から除外するべきだという声も少しずつ聞かれるようになりましたが、まだまだ少数派です。

ライブやコンサートをなかなか開催出来ないのは、政府のイベント制限に加え、会場などで新型コロナウイルスのクラスターが発生することを懸念しているのでしょう。

それが現実に起きた場合、今の世の中の風潮ではやり玉に挙がってしまうことは想像に難くありません。

感染ゼロリスクはあり得ませんが、主催者からすれば風評被害により事業の存続に致命傷となるリスクが頭に浮かぶはず。

風評被害を無くすためにも、政府はGoToキャンペーンを実施するのであれば、新型コロナの指定感染症からの除外も行うべきです。

指定感染症から除外し、やみくもなPCR検査や抗原検査、そして全数調査も中止。
一般的な風邪の扱いにすれば病床数逼迫も風評被害も生じません。