9月21日、日本の南の海上で台風12号が発生しました。
明後日23日から25日にかけて日本列島にかなり接近。

秋雨前線と重なり西日本~東日本の広い範囲で大雨の恐れがあると報じられています。

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(2020年9月21日:気象庁公式ホームページ台風情報より引用)

当初、暴風域は伴わず三河湾から愛知県や三重県付近に上陸し、東海・北陸地方を横断。
日本海へ抜ける予想となっていました。

しかし記事執筆時点では予想が大きく変わり、暴風域ができる予想に。
そして進路も24日21時ごろに静岡県・伊豆半島を通過し、関東に直撃する予想となっています。

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(2020年9月21日:JTWCより引用)

こちらは米軍の予想です。

記事執筆時点では9月24日朝までの予想しか出ていませんが、台風の中心が静岡・駿豆湾にやってくる可能性を感じさせる進路予想です。

まだ進路や勢力の予想が変わる可能性も考えられますが、いずれにしても国内の広範囲で豪雨や強風のリスクが高くなりそうです。

台風12号が最も接近すると見られる9月24日まであと2日しかありませんが、十分な備えと安全最優先の行動が求められます。

2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)から今月で1年。
そして来月は2019年台風19号(令和元年東日本台風)の襲来から1年を迎えます。
どちらも激甚災害に指定されるほど、甚大な被害をもたらしました。

この時を教訓に、台風12号の最新情報に留意する必要があります。