台風12号は静岡・関東へ"上陸"か?

9月21日、日本の南の海上で台風12号が発生しました。
翌9月22日は風速30m以上の暴風域も形成されています。

秋雨前線と重なり、広い範囲で大雨の恐れがあると報じられています。

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(2020年9月22日:神奈川県横浜市内にて撮影)

筆者の地元神奈川県も灰色の不気味な雲に覆われてきました。
時折、雨もパラパラと降って来ます。

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(2020年9月22日:気象庁公式ホームページ台風情報より引用)

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(2020年9月22日:JTWCより引用)

日本の気象庁も米軍台風情報(JTWC)でも24日夜から25日明け方にかけて静岡県・伊豆半島を掠め、東京湾に入り込み、関東平野に直撃する予想となっています。

進路としては2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)にかなり近いような印象があります。

東京湾に入り込み、特に台風の東側に入った千葉県で長時間の大規模停電を引き起こしたのは記憶に新しい所です。

先般、九州に接近した台風9号や10号では新型コロナ騒動で避難所の定員が減らされ、避難できない方が多くいらっしゃいました。

しかしこんなこと、本来はあってはならないことです。

"風邪"の新型コロナと台風、どちらが危険で命に関わるか?
過去の記事で再三にわたり述べてきましたので、この記事ではあえて言いません。

台風12号が関東に最接近すると見られる9月24日まであと僅かしかありませんが、避難する方も避難者を受け入れる方も、"安全最優先"が求められます。

今回、そもそも日本の南の海上の熱帯低気圧は台風へは発達しないと予想されていました。
それが予想以上に発達し台風12号へ昇格。
台風昇格後も暴風域は出来ない予想とされていましたが、実際には暴風域も形成。

予想進路も当初、三河湾から愛知県や三重県付近に上陸し、東海・北陸地方を横断。
日本海へ抜ける予想となっていました。

やはり自然が相手。何が起きるか分かりません。
上述の事前予想から大きく外れており、台風12号が予想されている以上に発達する可能性もゼロではないでしょう。

まだ進路や勢力の予想が変わる可能性もありますが、いずれにしても広範囲で豪雨や強風のリスクが高くなりそうです。