横浜市西区のみなとみらい21地区にあるいちょう通り。
神奈川大学の「みなとみらいキャンパス」の建設工事が進んでいます。

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(2020年9月17日:横浜市西区みなとみらい21地区いちょう通りにて撮影)

2021年4月の開設が予定されているとのことです。

建設中のキャンパスを偶然見かけて、改めて思うことがあります。

何でもオンラインやテレワーク、本当に良いの?
教育機関なら新型コロナ騒動に乗じた"オンライン授業"。
特に大学で顕著のようです。

秋以降、文科省が対面授業の実施を呼びかけても8割程度の大学が対面授業とオンライン授業の併用にする方針と言われています。

教科書やテキストに載っていることなら、確かにオンライン授業である程度、賄えるのでしょう。
通信制の教育機関であれば、それを前提として入学しているので、全ての内容をオンライン授業で行っても全く問題ありません。

しかし通信制でもないところでオンライン授業ばかりに頼るのは如何なものか?
他者とのコミュニケーションやフィールドワークなどは、対面であったり外に出なければ出来ないことです。

大学に対し授業料を返せ!もしくは減額しろ!と言う声が学生やその保護者から出るのは当然です。

良い点でもあり悪い点でもありますが、日本人は全体主義。
個人で何かをするのが苦手で、まとまって繋がっていないと不安になる国民性であるとされています。

フェイス・トゥ・フェイスの関係の重視。
自分自身で現場や会いたい人の所へ出向き、話をするのが日本人のやり方です。

日本人の長年のやり方をすべて否定し、無理やりオンライン授業やテレワークを導入しようとしても国民性に合わず、上手く行かないでしょう。
これは春先に叫ばれた「9月入学」や「オールキャッシュレス」などにも同様のことが言えます。

もっとも大学側が対面授業を渋り、オンライン授業という方法に頼ること自体、新型コロナのクラスター発生を恐れ、さらし首にされたくない面があるはずです。

背景や経緯関係なく、クラスターが発生すればさらし首。
陽性ならば原則隔離となる新型コロナの指定感染症(2類相当)継続の弊害と言えます。