ほぼ予想通り?でしょうか。
10月13日、スカイマークから2021年卒業予定者の採用活動中止が発表されました。

スカイマークでは5月に新型コロナウイルスの影響で経営環境が急激に悪化し、採用活動が中断されていました。

採用活動中止の理由として、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今後の事業環境を見通すことが困難であるためとしています。

尚、既に内定を出している学生は予定通り採用するとしています。

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(2018年7月28日:沖縄県豊見城市瀬長島にて撮影)

航空業界ではANAとJALの二大航空会社が2021年卒業予定者の採用活動を中止。
ANAに至っては冬のボーナスゼロ、希望退職募集、2年間の無休休業制度を事由を問わない形で受け入れるとしています。

航空業界に限って話ではありませんが、ここで考えなければいけないのは、仕事はボランティアでは無いということです。

利益が無ければ、当然生き残っていけません。

今年の春先の異常な自粛政策。
テレビやインターネット上などで宗教のように唱えられていた「ステイホーム」「おうち時間」の結果です。

春先、経済活動や企業活動を含め、何でも"STOPさせることしか出来なかった"政治。

どこかの首長は3月の「ロックダウン」や「オーバーシュート」発言を最近の定例会見で自画自賛していましたがとんでもない。

リストラ・倒産・就職難の嵐は新型コロナウイルスそのものよりも恐ろしいものになるでしょう。

JALやANA、スカイマークの採用活動中止はほんの一例。
航空業界や旅行業界だけでなく、あらゆる業界でこういった動きが波及する可能性が高いです。
コロナ騒動前の水準に戻る前に多くの事業者が潰れ、年末にどれだけの人が路頭に迷うのでしょうか。

また、2021年卒業予定の学生の就職活動は空前の売り手市場から一転、超氷河期。
2000年代末のリーマンショックを遥かに超える、これまで経験のない未曽有の厳しい就活を強いられるのは間違いなく覚悟が必要です。

振り返ってみると当時はリーマンショックの後に、メキシコを起源とする新型インフルエンザ(H1N1)が世界中で蔓延しました。
これも不況に追い打ちをかけたことを忘れてはいけません。