もう1羽も"おそと"へデビュー!
横浜・山下公園の子ガラス。

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5月24日午後、横浜・山下公園のカラスのマイホームが空になっているのを確認。
子ガラスが2羽居て1羽が"おそと"へデビューし、もう1羽が羽を動かす練習をしていた所を数日前の記事で取り上げました。





もう1羽はどうしたのかな?と思い、山下公園の木々を散策していると・・・、

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マイホームからすぐ近くの木の中に子ガラスが2羽いるのを確認。
ついこの間まで羽を動かす練習をしつつ、もう一歩を踏み込めなかった残りの1羽もついに"おそと"へデビューです。

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兄弟同士で仲が良いのか、身を寄せ合ったり餌をあげ合ったりしているのが印象的でした。

今は親ガラスに見守られながら、マイホームの近くを飛ぶ練習や足場の悪い木の枝にとまる練習、外敵から身を守る練習などをしているようです。

遅くとも秋くらいには独り立ちしなければいけない子ガラス。

生まれてから1年も経たないうちに"自助"を求められ、弱肉強食の世界を生きていかなければなりません。
やはり鳥の世界は、非常に厳しい世界。

一方、人間の世界では今夏、公助ありきの催物があります。

東京・代々木公園ではその催物の煽りで木々が伐採され、居場所を失ったカラスなどもいるかもしれません。
自然への悪影響も必須です。

その催物について思うことは山ほどありますが、あえてこの記事で触れるのは止めておくことにしましょう。
また別の機会に。

(2021年5月24日:横浜市中区山下公園にて撮影)