真っ二つに分かれた今夏の東京五輪開催の是非。
筆者はこれに関し、非常に厳しいことをこのブログで述べてきました。



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(2021年12月26日:共同通信社配信記事より)



五輪反対派の意見として、新型コロナウイルスの毎日の陽性者数やワクチンの開発・供給状況、新たな変異株の出現やまん延状況が根拠になることが殆どでした。

しかし筆者はコロナの有無に関わらず、東京五輪の予定が残っていることによる弊害を感じていました。
理由は他の催物や行事に支障が出るからです。

東京五輪の競技会場や資材置き場などに指定されたことで、東京ビックサイトや幕張メッセ、さいたまスーパーアリーナなどの使用が大きく制限されました。

東京五輪の2021年夏への延期により、制限がかかる期間も1年延長となりました。

こうなると仮にコロナ騒動が収束したとしてもコミックマーケットやライブ、コンサートの開催に支障が出ます。

音楽・エンタメ・展示会業界などはまさに「五輪開催」「五輪延期」「新型コロナ」の三重苦です。

コロナ騒動以降、有観客でのライブやコンサートが殆ど開催されなかった時期がありました。
開催している方からすれば重要な仕事であり収入源。
当然、"自助"が基本です。

自助しかないのに政府や行政が営業を自粛しろ!なんて言うのは路頭に迷えと言っているようなものです。

庶民の生活にもっと身近なところでは、花火大会も全国で軒並み中止。
五輪があることで警備員が動員され、確保できないのが原因でした。
花火大会会場周辺の祭りに出店するお店にとっては貴重な収入源です。

上記は五輪の犠牲となった催物や行事のごく一部。
実際にはありとあらゆるものが犠牲となってしまいました。

決して選手やその競技自体に罪はありません。

ただ、2030年冬の五輪について札幌で招致する動きもあるようですが、五輪は二度と日本に誘致してもらいたくないというのが本音。

東京五輪が閉幕してから読者の皆様の生活は良くなったでしょうか。
また五輪は平和の祭典と言われていますが、五輪開催で世の中が良くなったでしょうか。

加えて、五輪憲章で政治利用が禁止されているのに実際は五輪が国威発揚のための行事と化していないか。

いい加減、この国も五輪の幻想から目を覚まさなくてはいけません。

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