2011年3月11日の東日本大震災の大津波に巻き込まれた南三陸町旧防災対策庁舎。
殆ど骨組みだけの状態となってしまっています。



この建物は3階建てで高さは12mあり、屋上が避難所になっていたとのこと。

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大津波警報発表時、庁舎内に居た職員や近隣住民等は屋上へ避難したものの、庁舎の高さを超える16.5mの大津波が襲来し、43名が犠牲に。

犠牲者の中には最後まで防災無線で避難を呼びかけていた南三陸町・危機管理課の女性の方もいらっしゃいました。

安全なはずの避難所が想定を大きく上回る津波の襲来で水没。
大きくて頑丈そうな建物がこんな無残な姿になってしまうのでは、人間が巻き込まれたらひとたまりもありません。

この旧防災対策庁舎は2031年3月10日まで県有化され、この期間で南三陸町が震災遺構として保存の是非を検討するとしています。

保存か解体か・・・、答えは見つかりません。

(2022年7月3日:宮城県南三陸町志津川地区にて撮影)