11月11日、トンガ諸島で不気味な地震。
今年の正月明けには大規模海底噴火も起きた地帯です。



地震の規模を示すマグニチュードは7.3。
震源の深さは発表されていませんが、震源からおよそ300km以内の海域に一時、津波警報が発出されました。

IMG_20221111_222713
(2022年11月11日:気象庁地震情報より引用)



日本への影響は無く、震源から300km以内の地域でも特に津波被害などは発生してないようです。

昨年後半あたりから日本国内、そして海外でたびたび起きている大きな地震や噴火。

日本では法相やコロナ担当相などの失言による更迭。
そして新型コロナウイルス第8波や対策強化宣言、外出自粛要請・行動制限などの話題ばかりです。

新型コロナウイルスを2類相当(新型インフルエンザ等感染症)から5類へというムードは消えてしまいました。

またくだらない空騒ぎが始まったと言う程度の感覚ですが、新型コロナウイルスが新型インフルエンザ等感染症に分類されたまま巨大台風や大地震が起きたらどうなるのか?

筆者はまさにそのケースを危惧しています。

簡単に表現すると、"コロナ対策"として行われていることが仇になると考えています。

具体的には、たとえば土砂災害警戒情報や津波警報が発表され避難指示が出ているのに、

・三密回避
・ゼロ密
・ソーシャルディスタンスの確保


などという理由で避難所の受入人数が大幅に制限。

あるいはワクチン未接種や3回以上接種していないことを理由に避難所で門前払いされ、安全な場所に避難できず、命を落とすケースが続出すると考えられます。

避難所へ入る前にPCR検査や抗原検査を求められ行列中に被災するというケースや、外出自粛要請・行動制限が出されたり、コロナ陽性や濃厚接触者認定され避難をためらい被災することも起こりえるでしょう。

非常に馬鹿げており、起きてほしくありませんが、こういったケースが起きれば言うまでもなく人災であります。

新型コロナウイルスのオミクロン株の隔離ルール。

最近は7日間になったそうですが、不治の病や難病ではなく季節性の風邪程度なわけですからそもそも厳格な隔離ルールなど必要ありません。

分類を新型インフルエンザ等感染症から5類感染症とすればすべて解決。
分類外でも良いでしょう。

逆にこれが出来ないというのなら、これからは季節性インフルエンザやRSウイルス、ロタウイルス、手足口病なども2類以上の感染症に分類を変更しないといけません。
とても現実的ではありませんが、命が最優先。
「検討を加速」している場合ではありませんね。

日本国内のおよそ100年の歴史では、1918年のスペイン風邪のパンデミック後に1923年の関東大震災が発生。

そして、こちらは記憶に新しいところですが、2009年に新型インフルエンザH1N1のパンデミック後に2011年の東日本大震災が起きています。

煽るつもりはありませんが、「二度あることは三度ある」ということわざもあります。

支持率と選挙のための空騒ぎを続けていたら突然津波を伴う大地震が発生して、取り返しのつかない未曽有の被害が出る。

そのような事態に陥り初めて目を覚ましそうですが、それでは遅い。
言うまでもありません。