2022年11月22日、塩野義製薬の新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」緊急承認の報道がありました。
今年5月に創設された「緊急承認制度」初の適用。



そして国産初のコロナ飲み薬に。

町医者で診察と季節性インフルエンザの飲み薬「タミフル」や「リレンザ」のように処方できるようになれば、コロナ"騒動"としては収束するでしょう。

そのためにはまず、政府が新型コロナウイルスを新型インフルエンザ等感染症から5類感染症に分類変更しなければいけません。

新型コロナウイルスが日本国内の医療水準や衛生環境でも不治の病や難病であるならば2類以上の厳しい措置もやむを得ませんが、実際は季節性の風邪かインフルエンザのようなものです。

慌てなくても何日か経てば治ります。

実は筆者も今夏、遂にこの風邪に感染してしまいました。
今年8月上旬のことです。

発症してから最初の3日間くらいはインフルエンザに感染した時のような激しいのどの痛みと高熱が出ましたが、休養とアセトアミノフェン服用の対症療法で自宅で隔離期間を過ごしました。

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(画像はイメージです。)

後遺症が残る?と言われていますが、筆者は感染前と全く変わらない生活を送っています。
逆に普段、家でゆっくりすることが無いので、良い休養になりました。

たまにはゆっくり休みなさいという天からのお告げ?であったと考えています。
新型コロナもそれ以外のウイルスも万が一感染したら休養して、自然治癒を待つしかありません。

コロナ騒動が起きる前、風邪薬エスタックイブの宣伝で「風邪でも絶対に休めないアナタに!」というキャッチフレーズがありましたが、今となっては炎上もの。

37度位の熱なら我慢しろ!風邪くらいで休むとは何事か!みたいな風潮だったのが信じられません。
ここ2年半くらいの話なのですが、世の中変わってしまいました。

少し話が逸れてしまいましたので元に戻します。

実際に新型コロナウイルスに感染して後遺症が残るかどうかは人それぞれでしょうが、季節性インフルエンザでも後遺症が残る人はいます。

少なくとも強毒性で致死率が高い想定の「新型インフルエンザ等感染症」に分類しなければいけないほど危険なウイルスではないでしょう。

また、季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症扱いとすれば、発熱外来・コロナ用病床の設置や全数調査・発生源、濃厚接触者の特定や追跡、隔離を行う根拠が無くなります。

そうなればコロナ対応だけをやっているわけではない保健所の業務負担も少しは軽減されるはずです。

新型コロナウイルス自体が問題なのではなく、感染症法上の分類が問題なのです。

現在の分類が風評被害や、どこの誰とは言いませんが、一部地方自治体の首長自身の権力欲や選挙のための空騒ぎに繋がっている面もあります。

逆に現在の分類を続けていたら、救える命も救えなくなってしまうでしょう。

例えば高齢者や持病を持っている人が感染し重い症状が出て、点滴などの初期治療が必要な状態になったにも関わらず、特定の医療機関でしか診察・入院出来ないルールのため診療を拒否され、命に関わる事態になることも考えられます。

感染症法上のルールのせいで救える命が救えなくなるなんてことは馬鹿げています。

コロナ問題に限らずルールだからダメ!と言うのは日本の国民性ですが、いい加減、無意味な空騒ぎは止めて、身近な風邪の感染症として捉えなければいけません。

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