1月20日、コロナの感染症法上での分類見直しに関する話題が目立ちます。
結論から申し上げますと、不治の病や難病ではありません。



新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とするのが現実的でしょう。
もっと言うと、5類以下(分類外)でも良いくらいですね。

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(2023年1月20日:Yahoo!JAPAN 新型コロナウイルス感染症まとめにて)



早いもので4年目を迎えたコロナ騒動。
問題なのはこのブログでも再三触れていますが、ウイルスそのものではなく感染症法上の分類です。

新型コロナウイルスは当初、2類相当の指定感染症に分類。
そして2021年2月13日からは、新型インフルエンザ等感染症に分類されています。

新型インフルエンザ等感染症は政令によって、交通制限など1類相当の措置を恒久的に行える非常に厳しいものです。

保健所を介した全数把握や発生源、濃厚接触者の特定や追跡、隔離が原則です。

新型コロナウイルスが日本国内の医療水準や衛生環境でも不治の病や難病になってしまうのならば2類以上の厳しい措置もやむを得ませんが、実際は季節性の風邪かインフルエンザのようなものです。

慌てなくても何日か経てば治ります。

実は筆者も昨夏、遂にこの風邪に感染してしまいました。
昨年8月上旬のことです。

発症してから最初の3日間くらいはインフルエンザに感染した時のような激しいのどの痛みと高熱が出ましたが、休養とアセトアミノフェン服用の対症療法で自宅で隔離期間を過ごしました。

後遺症が残る?と言われていますが、筆者は感染前と全く変わらない生活を送っています。
逆に良い休養になりました。
たまには家でゆっくり休みなさいという天からのお告げ?であったと考えています。

コロナもそれ以外のウイルスも万が一感染したら休養して、自然治癒を待つしかありません。

コロナ騒動が起きる前、風邪薬エスタックイブの宣伝で「風邪でも絶対に休めないアナタに!」というキャッチフレーズがありました。

37度位の熱くらい我慢しろ!風邪で休むとは何事か!という風潮だったのが信じられません。
ここ3年ほどの話ですが、世の中変わってしまいました。
今なら体調不良で熱が出る中、仕事に行こうものなら炎上ものです。

少し話が逸れかけているので元に戻します。

実際に新型コロナウイルスに感染して後遺症が残るかどうかは人それぞれでしょうが、季節性インフルエンザでも後遺症が残る人はいます。
それでも5類感染症であり、いくら陽性者が増えようが、世の中が混乱することはありません。

季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症扱いとすれば、発熱外来・コロナ用病床の設置や全数調査・発生源、濃厚接触者の特定や追跡、隔離、行動制限、就業制限を行う根拠が無くなります。

逆に現在の分類が風評被害や、(どこの誰とは言いませんが)一部地方自治体の首長自身の権力欲や選挙のための空騒ぎに繋がっている面もあります。

また、現在の分類を続けていたら、救える命も救えなくなってしまうでしょう。

例えば高齢者や持病を持っている人が感染したとします。

中等症以上の症状が出て食事がとれなくなって全身の栄養状態が悪くなり、点滴などの初期治療が必要な状態になっても、特定の医療機関でしか診察・入院出来ないルールのため診療を拒否され、命に関わる事態になることも考えられます。

感染症法上のルールのせいで救える命が救えなくなるなんてことは馬鹿げていますよね?

コロナ問題に限らずルールだからダメ!と言うのは日本の国民性ですが、いい加減、我々庶民も無意味な空騒ぎは止めて、身近な風邪の感染症として捉えなければなりません。



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