今月12日、九州新幹線(鹿児島中央~博多間)の全線開業から12年を迎えました。
2011年3月12日(土)のことです。



九州新幹線は2004年3月に鹿児島中央~新八代間が先行開業。
その7年後に残りの新八代~博多間が開業し山陽新幹線との相互直通運転が行われることになりました。

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(2023年2月12日:熊本県熊本市中央区JR熊本駅新幹線ホームにて撮影)

全線開業前日となった同年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。

待ちに待った九州新幹線全線開業ということで祝賀ムードとなるはずが一転、新幹線開業の話題どころではなくなったことが思い出されるところです。

九州新幹線開業後は最速列車で鹿児島中央~博多間が乗り換えなしで80分程度、熊本~博多間が30分程度で結ばれ、非常に便利になりました。

2022年9月には西九州新幹線の長崎~武雄温泉間が部分開業。

武雄温泉の対面ホームで「リレーかもめ」に乗り換える形ですが、最短80分程度で長崎~博多が繋がるようになりました(それまでは在来線特急「かもめ」で110分ほどかかりましたが、逆に乗り換えなしで移動出来ました)。

一方、残る武雄温泉~新鳥栖は整備方式もルートも決まらず、記事執筆時点では未着工。
今後どうなるのか不透明ですが、一訪問者、一旅行者の立場から考えると、やはり乗り換えなしで移動できた方が便利なのが本音です。



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