5月14日夕方から15日未明にかけて八丈島近海を震源とするで地震が立て続けに起きました。
気象庁ホームページの地震情報を見ると有感地震だけで10回観測されています。



そのうちマグニチュード5以上の地震が7回。
また14日17時21分と19時11分に発生したマグニチュード5.9の地震では、伊豆諸島を中心に津波予報(若干の海面変動)が一時発表されました。

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(2023年5月3日:神奈川県茅ケ崎市中海岸・サザンビーチちがさきにて撮影)

写真はサザンビーチちがさきから眺めた相模湾と海岸付近の掲示版です。
相模湾の向こうには、空気が澄んでいると伊豆大島が見えます。

掲示板には津波避難情報が記されています。

地震の震源が沖合で陸地では地震の揺れを感じなかったり弱い揺れしか感じなくても、それが大規模地震で震源が浅いものであった場合、津波が襲来する可能性があります。

なので地震に気付いたり、ラジオなどで津波情報が流れた場合、すぐに高台へ避難する必要があります。

幸いにも14日夕方から15日未明までの間の八丈島近海を震源とする有感地震では、海面変動や津波による被害は発生しませんでした。

八丈島近海や伊豆大島近海などの伊豆諸島周辺は地震の巣。

時折マグニチュード6クラスの地震が発生し、大きな揺れが本土にも到達することがあります。
火山由来なのか、マグニチュード5クラスの地震でも津波が発生した事例もあります。

また伊豆諸島の北の相模湾は今から100年前の1923年9月1日に関東地震(関東大震災)を引き起こした地震の震源とされているところです。

煽るつもりはありませんが、大地震や大津波はいつやってくるか分かりません。
万が一の備えが出来ているか、あらためて点検をしましょう。



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