カラスは子育ての真っただ中。
我が子が可愛いのは人間もカラスも同じです。



電信柱の上にマイホームを作ったハシボソガラス。

親ガラス(上)が子ガラス(下)を見守っている様子です。
ごはんを食べさせたり、あやしたり、外敵が来ないよう見張っています。

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木の枝のマイホームに体の大半が隠れてしまっていますが、子ガラスが2羽いるのが分かります。

子ガラスもパット見では親ガラスと変わらない大きさですが、羽毛が揃っていなかったり、顔つきも幼いので、巣立ち直後のものであれば、よく見ると子ガラスであることが分かります。

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カラスのマイホームの先には日産スタジアムが見えます。
割と人通りの多い所ですが、電信柱の上となると我々人間は案外気付きにくいものです。

6月に入れば子ガラスも巣立ちの時期。

まず雛ガラスは巣から出て、枝に止まったり、自分で近くにある餌を食べる練習を始めます。

次に、ある程度の距離を飛べるようになるように親ガラスと練習。

そして、自分で餌を見つけて食べたりストック(貯食)したり、外で危険を回避できるよう練習します。

一定の時期になると親ガラスは可愛い我が子の独り立ちを促すのでしょう。
子ガラスを見放してしまいます。

カラスに限った話ではありませんが、産まれて数カ月で巣立ちし、独り立ちを求められる鳥の世界は厳しいものです。

(2023年5月20日:横浜市港北区JR小机駅内にて撮影)

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