来月1日、関東大震災の発生から100年を迎えます。
最近は関東大震災関連のニュース記事やツイートが多く見られます。
また今月26日22時29分頃、周防灘震源でM4.6、広島県と山口県で最大震度3を観測する地震が発生しました。
大きなものではありませんが、暗い時間帯の有感地震は不気味なものです。

(2023年8月25日:神奈川県海老名市相鉄海老名駅改札付近にて撮影)
関東大震災を引き起こした関東地震は1923年(大正12年)9月1日の12時前に発生。
震央は相模湾でM7.9、震源の深さ23km。
相模湾だけでなく、神奈川県西部や山梨県の河口湖付近の断層も破壊された多元地震という見解もあるようです。
この地震では太平洋沿岸地域から伊豆諸島にかけて大津波が襲い、震源に近い熱海や伊東では10m前後、鎌倉で5~6mの波高に達したとされています。
関東地震による津波や家屋倒壊、そして火災で記録を見ると10万5千人以上の方が犠牲、または行方不明となり、その殆どが東京府(現東京都)と神奈川県で占めています。
大正時代となれば当然今のようにインターネットやテレビはありません。
ラジオも日本にはなく、新聞だけが情報源の時代でしょう。
今は緊急地震速報が発出されれば、すぐにスマートフォンでアラートが鳴ります。
2011年3月11日に発生した東日本大震災当時でも、まだ普及していませんでした。
空振りもありますが、防災面の技術はこの10年ちょっとでも大きく進み、良い時代になりました。
ここからが本題。
筆者は地震予測は無意味なので止めるべき、という考えを持っています。
理由はノーマークの地域で楽観論や「〇〇には地震や津波は来ない」という俗説を生むことにつながるからです。
2011年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)や2016年熊本地震、2018年北海道胆振東部地震も想定されていない大地震でした。
大地震が起きないことが一番良いのですが、日本に住む以上、そうはいきません。
地震と津波の危険性は隣り合わせです。
今後30年以内に南海トラフ地震が発生する可能性が何パーセント、などと予想する番組や記事が頻繁に見られますが、次起きる大地震が南海トラフとは限りません。
殆どノーマークの地域で突然大地震が起きることも考えられます。
地震予測をきっぱりと止め、万が一、大地震が起きてしまった時の備えに力を入れるべきではないでしょうか。
筆者はそのように感じます。
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大きなものではありませんが、暗い時間帯の有感地震は不気味なものです。

(2023年8月25日:神奈川県海老名市相鉄海老名駅改札付近にて撮影)
関東大震災を引き起こした関東地震は1923年(大正12年)9月1日の12時前に発生。
震央は相模湾でM7.9、震源の深さ23km。
相模湾だけでなく、神奈川県西部や山梨県の河口湖付近の断層も破壊された多元地震という見解もあるようです。
この地震では太平洋沿岸地域から伊豆諸島にかけて大津波が襲い、震源に近い熱海や伊東では10m前後、鎌倉で5~6mの波高に達したとされています。
関東地震による津波や家屋倒壊、そして火災で記録を見ると10万5千人以上の方が犠牲、または行方不明となり、その殆どが東京府(現東京都)と神奈川県で占めています。
大正時代となれば当然今のようにインターネットやテレビはありません。
ラジオも日本にはなく、新聞だけが情報源の時代でしょう。
今は緊急地震速報が発出されれば、すぐにスマートフォンでアラートが鳴ります。
2011年3月11日に発生した東日本大震災当時でも、まだ普及していませんでした。
空振りもありますが、防災面の技術はこの10年ちょっとでも大きく進み、良い時代になりました。
ここからが本題。
筆者は地震予測は無意味なので止めるべき、という考えを持っています。
理由はノーマークの地域で楽観論や「〇〇には地震や津波は来ない」という俗説を生むことにつながるからです。
2011年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)や2016年熊本地震、2018年北海道胆振東部地震も想定されていない大地震でした。
大地震が起きないことが一番良いのですが、日本に住む以上、そうはいきません。
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今後30年以内に南海トラフ地震が発生する可能性が何パーセント、などと予想する番組や記事が頻繁に見られますが、次起きる大地震が南海トラフとは限りません。
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