先週8日から鹿児島・トカラ列島近海を震源とする地震が相次いでいます。
記事執筆時点では被災クラスの大きな地震は起きていませんが・・・。



やはり2日間で200回を超える有感地震が起きるのは不気味です。

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(2023年9月5日:高知県室戸市室戸岬町・丸山海岸にて撮影)

高知・室戸の映えスポット、室戸阿南海岸国定公園の丸山海岸から眺めた土佐湾。
南西諸島にも負けないであろう真っ青な海が目の前に広がっており、まさに絶景です。

絶景に見とれてしまう所ですが、海ということで津波発生のリスクも無論あります。
岸壁には丸山海岸からの津波緊急避難場所と方角が記されています。

また道路を挟んで向かい側には室戸世界ジオパークセンターがあり、今後発生が危惧されている南海トラフ地震に関する資料や地震津波総合観測システムなどを見学することが出来ます。

海や海の近くにいて地震の強い揺れを感じたり、陸地から離れた海域での大地震により大津波警報や津波警報が発出された場合は、直ちに避難することが必要です。

さて、つい最近、日本国内のおよそ100年の歴史を辿ってみました。

日本国内では今年5月8日、ようやくコロナCOVID19が季節性インフルエンザと同様の5類感染症に分類変更。
これにより3年以上続いたコロナ騒動に1つの節目を迎えました。

今から105年前の1918年のスペイン風邪のパンデミックが起き、その5年後の1923年に関東大震災が発生し190万人が被災。

10万5,000人が死亡(死者の殆どは東京と神奈川)、もしくは行方不明になったと推定されているそうです。

次にこちらは比較的記憶に新しいところですが、2009年の新型インフルエンザ騒動。
メキシコ起源の新型インフルエンザH1N1のパンデミックが起きました。

日本国内では同年5月に初の感染者が確認されましたが、こちらは後に強毒性で致死率の高いウイルスでないことが分かり、日本国内では6月に厚労省が全数調査の取りやめを発表。

かなり早い段階で季節性インフルエンザなどと同様の対応となったため、ここ3年のコロナ騒動のような大きな混乱は起きませんでした。

この2年後の2011年、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起きています。
2万人近い方が犠牲、もしくは行方不明に。
日本国内では第2次世界大戦後最悪の自然災害となってしまいました。

そして2020年初春から始まった新型コロナ騒動。

もちろん煽るつもりは全くありませんが、感染症パンデミック後の大地震。
「二度あることは三度ある?」ということわざが頭に浮かんでしまいます。

もちろん、災害が起きないことがベストですが、日本に住んでいる以上、どこでも大地震や大津波で被災するリスクは避けられず、地震常襲国であることを忘れてはなりません。

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