近年は現金、印鑑、紙が悪者扱いされることが多くなりました。
特に支払いの面ではキャッシュレス専用店舗や専用レジというものも増えてきています。



キャッシュレス決済ではポイントが付与される一方、現金決済では割高になるなど、キャッシュレス万歳、現金は悪という風潮が強くなってきていますが、現金は本当に悪者なのでしょうか?

昨日11日夜から発生している全国的な通信障害(クレカ決済不能)のニュースを聞いて、改めて考えてみました。

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(画像はイメージです)

結論から言うと現金は悪者ではありません。

突然の大地震など何らかの災害が起きて、停電で電気が使えなくなったり通信が遮断された時、頼りになるのは現金だからです。
紙も同じことが言えます。

いざという時の頼りは、アナログです。

筆者は"オールキャッシュレス"というものには反対の考えを持っています。

理由は犯罪被害に巻き込まれるリスクと、上述のように自然災害によってインターネットを含むインフラが寸断されるリスクがあるからです。

特に自然災害のリスクというところですが、ここ3~4年だけでも大きな災害がありました。

2019年台風15号や19号の関東襲来、2020年の熊本県をはじめとした豪雨など、何十年に一度、もしくは観測史上初といわれる災害が毎年国内の何処かで起きています。

今年も5月から7月にかけて秋田県や九州北部で大きな被害が出た豪雨は激甚災害に指定されました。

やはり考えておかなければいけないのは、自然災害によって停電して電気が使えなくなり、キャッシュレス決済が不可能になるというケースです。

現実には、これからあらゆる分野でキャッシュレス化や電子決済導入などが進むでしょう。

しかし突然の地震で停電し、電気が使えなくなるリスクを考えれば、オールキャッシュレスというのは非常に危険。

メリットだけでなく、デメリットやリスクにもしっかり目を向けなければいけません。



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