昨日12月2日23時37分頃、フィリピン・ミンダナオ島付近で発生したM7.7の大地震。
日本国内でも津波注意報が発表されましたが、本日9時過ぎにすべて解除されました。

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(2023年12月3日:気象庁公式ホームページ津波情報より引用)

まだ多少の潮位の変化があるかもしれないので、注意が必要です。

今回の地震では東京・伊豆諸島の八丈島八重根で0.4m、千葉県館山市布良で0.2mの津波を観測。
その他、東海から奄美諸島にかけての広範囲で微弱から0.2mの津波を観測しています。

津波による被害は現時点では特に報じられていません。

今回はいわゆる遠地地震による津波発生。

日本の陸から遠く離れた海が震源の大地震や大噴火でも、今回のように日本に津波が到達する可能性があります。

最近では、今年の10月に起きた鳥島近海での地震がその例です。

全く揺れを感じなくても津波注意報や津波警報が発表された場合、直ちに海での作業は中断。
海岸や川の河口付近から離れ、出来るだけ高い所に避難することが必要です。

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