今年元旦の16:10分頃に発生した石川県能登半島地方でのM7.6、最大震度7の大地震。
この地震を気象庁は令和6年能登半島地震と命名しました。



また、昨日25日、気象庁の分析の結果、志賀町だけでなく輪島市でも震度6強を超え、震度7が観測されていたことが分かりました。

本震の発生から間もなく1カ月が経とうとしていますが余震とみられる地震も続いています。

記事執筆時点で石川県内では230人を超える犠牲者が確認されるなど大惨事。
地震の被害は建物の倒壊、火災、土砂崩れ、液状化、そして大津波など多岐に渡っています。

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(2024年1月25日:気象庁公式ホームページ推計震度分布より引用)

つい最近、日本国内のおよそ100年の歴史を辿ってみました。

今から106年前の1918年にスペイン風邪のパンデミックが発生。
その5年後の1923(大正12年)年9月1日11時58分頃に関東大震災が発生。

190万人が被災し、10万5,000人が死亡(死者の殆どは東京と神奈川)、行方不明になったと推定されています。

そして、こちらはまだ覚えている方も多いかと思います。
2009年の新型インフルエンザ騒動。

メキシコ起源の新型インフルエンザH1N1のパンデミックが発生。
日本国内では同年5月に初の感染者が確認されました。

結果としては従来予想されている強毒性で致死率の高いウイルスでないことが分かり、日本国内では6月に厚労省が全数調査の取りやめを発表。

季節性インフルエンザなどと同様の対応となったため、2020年から2023年にかけて続いたコロナ騒動のような大きな混乱は起きませんでした。

その2年後の2011年3月11日、平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起きています。
2万人近い方が犠牲、もしくは行方不明に。
日本国内では第2次世界大戦後最悪の自然災害となってしまいました。

そして新型コロナCOVID19パンデミック後(5類化後)の令和6年能登半島地震。

煽るつもりは全くありませんし偶然でしょうが、感染症パンデミック後の大地震は繰り返されており、「二度あることは三度ある」ということわざもあります。

もしコロナ5類化前に大地震や大津波が発生していたら、外出自粛やコロナ陽性者・濃厚接触者の隔離などといった感染症対策が仇になり、さらに多くの犠牲者が出ていたかもしれません。
避難をためらう人も居たことでしょう。

無論、災害が起きないことが一番ですが、日本に住んでいる以上、どこでも大地震や大津波で被災するリスクは避けられず、地震常襲国であることを忘れてはなりません。

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