昨秋開業したKアリーナ。
横浜駅東口から徒歩10分ほどのところにあります



この日も催物があったようで、多くの観客が訪れているのが分かります。

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(2024年3月30日:横浜市西区高島付近にて撮影)

ハシブトガラスが道路標識の上でKアリーナの方を眺めています。
人が多いな、と感じているのでしょうか。

ここからが本題です。

今年1月23日、Kアリーナでライブのため訪れていたとされる観客が負傷している状態で発見。
病院に搬送されたことが速報で報じられ、一時大騒ぎになりました。

後に加害事故ではないことが判明しましたが、Kアリーナ周辺の混雑、特にライブ終了後の"退場渋滞"が兼ねてから問題となっています。

横浜駅まで徒歩10分程度の所が2時間かかり、1つしかないKアリーナと横浜駅を結ぶルートが観客により大混雑。

まさに密集、密接している状態。

屋外なので"密閉"ではありませんが、仮にコロナ騒動中であれば感染原因として真っ先にやり玉にあがっているでしょう。

Kアリーナでの今年1月23日の騒動や、その前に報じられた"退場渋滞"の報道を見て、ふと感じたのは、あの大混雑の中、突然の強い地震で群衆雪崩が発生。
雑踏事故に繋がるリスクです。

日本の群衆事故と言えば、2001年7月に発生した明石花火大会歩道橋事故。

子どもと高齢者合わせて11人が急性呼吸窮迫症候群で犠牲。

そして200人近い負傷者を出し、明石市と兵庫県警、警備会社のずさんな警備体制や責任逃れともいえる対応が当時、大きく報道されていたのを覚えています。

少し話が逸れてしまいました。

Kアリーナのような"退場渋滞"が起きている中、想定されている首都直下地震や、想定外の大地震が発生した場合、大規模な群衆事故に繋がるリスクは格段に高いでしょう。

現時点では、このようなリスクに言及する報道は見られません。

しかし平時のうちに、もう1つのルートである高島水際線デッキが完成するまで観客の上限数を抑えるなど、何らかの対応が必要と考えます。

今月に入り台湾東方沖でM7.7の大地震があり、日本国内でも今年元旦に起きた能登半島地震の余震と思われる揺れや、福島県沖、千葉県東方沖などで不気味な地震が続いています。

忘れていた頃に突然、首都圏で大地震、ということが起きないよう願うばかりです。



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