あえて愛の"無視"。
ごはんを強請る雛とスルーする親。



自分のことは自分でしなさい!と言わんばかりの態度。
横浜・西区のパシフィコ横浜付近のハシブトガラス。

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親子と見られるハシブトガラスの4羽。
この日は一家でお出かけだったのでしょうか。
右上と左下の口が赤い個体が巣立ちしたばかりの雛です。

右下のごはんを銜えている親ガラスに大きな鳴き声でごはんを強請っていましたが、親ガラスは完全スルー。

巣から出るようになって間もない雛ガラスとしては、まだまだ親に甘えたいところ。

しかし、これから雛ガラスは独り立ちし、弱肉強食の厳しい世界を生き抜いていかなければいけません。

親ガラスは子ガラスに自立を促すため、あえて厳しく接しているのでしょう。

しばらく観察していましたが、最後まで親ガラスは雛ガラスにごはんをあげることなく、親子共々どこかへ飛んで行きました。

普段、人間からは厄介者扱いされることが多いカラス。
特にハシブトガラスは気性が激しく、繁殖期は縄張りに入って来た人間を攻撃してくることもあります。

一方、人間に近い感情や社会性も備えています。
巣立ち時期の雛を守ろうとしたり、逆にこの記事で取り上げたような巣立ち雛に自立を促すための厳しい行動も人間に通じる所があります。

親子ガラスや仲間同士のカラスなど、色々な関係がありますが、カラス同士が鳴き声や仕草でどういったやり取りをしているのか。
また、どういう意図があるのか、考えてみるのも面白いと感じる今日この頃です。

(2024年6月30日:横浜市西区高島付近にて撮影)

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