令和2年7月豪雨の発生から4年。
各地で甚大な水害が生じました。



中でも熊本県南部では記録的な豪雨となり、球磨川が氾濫。
当時、大きく報じられましたが、JR肥薩線の第一球磨川橋梁が流出。
第二球磨川橋梁も鉄橋が流され、レールも川に落ちるなどの甚大な被害が発生。
記事執筆時点でも八代~吉松間が不通。

また、くま川鉄道も人吉温泉~肥後西村間が不通となっています。

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JR肥薩線人吉駅と、隣接するくま川鉄道人吉温泉駅の様子です。
2社が乗り入れる大きな駅ですが、列車も不通のため来ず、人も見当たりません。
(駅構内立入禁止のため、駅舎の外から撮影しています。)

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八代方面(写真3枚目)と吉松方面(写真4枚目)を眺めてみますが、列車は来ません。
信号機も消灯し、少し駅から離れた線路の部分には雑草が生い茂っています。

このような光景を見ると、本当に復旧する日が来るのだろうか?と感じてしまう所です。

くま川鉄道は2025年度(令和7年度)中の全線復旧を目指すと公式ホームページで発表されていますが、鹿児島・熊本・宮崎の3県を跨ぐJR肥薩線の復旧方針は先行き不透明。

鉄道に限ったことではありませんが、一度、豪雨や大地震などの自然災害で被災してしまうと、復旧出来たとしても気が遠くなるような年月がかかることを痛感します。

(2024年6月12日:熊本県人吉市内にて撮影)

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