静岡・伊豆の玄関口であるJR熱海駅。
同駅からは東海道線で首都圏を超えて北関東と、逆に中京圏へ向かう普通列車が出発します。



JR熱海駅の駅名標にはJT21とCA00という駅番号が表記されています。

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まさにJR東日本とJR東海の境目の駅。
熱海から湯河原方面と伊東線の来宮方面はJR東日本エリア、函南方面はJR東海エリアです。

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熱海駅の5番線にはJR東日本のE231系が、3番線にはJR東海の211系と313系の連結列車が停まっています。
JR東海(静岡地区)の211系もいつまで見られるのでしょうか。

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JR東日本のE231系は東京経由で群馬県の高崎まで行きます。
所要時間は熱海からおよそ3時間40分ほど。

2015年春に上野東京ラインが開業してから北関東の宇都宮と高崎から静岡・熱海を結ぶ長距離普通列車が日常となりました。

日常的に全線、もしくはそれに近い距離で乗車される方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが、乗り換えなしで移動できるのはメリットの1つであると感じます。

もちろん熱海と北関東の宇都宮、もしくは高崎間の移動であれば東京駅での乗り換えで東海道新幹線と東北・上越新幹線を利用した方が早いのは言うまでもありません。

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次にJR東海211系と313系の連結列車。
方向幕には愛知県の「豊橋」の表記が。
熱海から静岡、浜松を超えて中京圏へ行く普通列車です。
全線乗り通すと4時間近くかかるようです。

同区間は東海道新幹線を利用する場合、「こだま」利用に限定されるものの、それでも1時間20分くらいで移動できるので、殆どの方は新幹線を利用されるでしょう。

片や北関東行きの普通列車、片や中京圏行きの普通列車が来る光景。
熱海は関東と東海の境目を感じられる駅でもあります。

そして最後に・・・、

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一昨日10月5日、クラブツーリズム主催で「185系で行く 品川〜静岡 日帰りの旅」として運行された臨時団体列車。
復路の静岡から熱海まで戻って来た時の光景です。

車両こそ違いますが、この団体臨時列車は東京~静岡間で運行されていた「急行東海」を思い起こさせるような列車でした(当時は165系)。

早く移動できる新幹線も良いのですが、在来線の急行や特急列車による移動も非日常感、旅情があって良いものです。

(写真は全て2024年10月5日:静岡県熱海市田原本町付近にて撮影)

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