今月4日に行われた自民党総裁選で積極財政派の方が勝利したのも影響しているのでしょう。
日経平均株価が高騰しています。



一昨日7日の取引時間帯には一時、4万8527円の史上最高値を記録しましたが・・・。

PXL_20251006_082126727
(2025年10月6日:仙台市青葉区中央付近にて撮影)

現実には物価高、増税、重い社会保険料の負担、大幅減少が続く実質賃金。
殆どの庶民の心境はお先真っ暗です。

好景気を感じなければいけないはずの日経平均株価高騰とは逆に、近所ではシャッターが下りたままの(廃業した)お店なども増えてきています。

もっともこれは株価の動向だけでなく、コロナ騒動前から指摘されていた経営者の高齢化や後継者不足もあるでしょう。

ただ、シャッターが下りたままのテナントやシャッター街。
少なくとも好景気を実感できる光景ではありません。
まさに実感なき株価高騰です。

また、記事執筆時点で1ドル152円43銭と記録的な円安は続いています。

2022年夏から始まった円安。
当時は1ドル134円台でも二十数年ぶりの記録的円安と話題になりましたが、ここ2年くらいは150円台に迫ったり、150円を超えてもそこまで不思議には感じなくなりました。

今の円安と株高、メリットが全く無いわけではありません。
特に円以外の資産を持っていると。

しかし実際には今後も輸入品をはじめとしたあらゆる物やサービスの値上げは待ったなしの状況となり、オーバーツーリズムの問題なども更に悪化していきそうです。

自民党総裁選以降、極論が飛び交っているような気がしますが、何事もほどほどに、中間が大事。
筆者はそのように感じます。

【関連記事】




ブロトピ:ブログ更新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村