しがない庶民の独り言

どこにでも居るしがない庶民。 日々の気付きや出来事、訪問記、神奈川暮らし、時事問題などをぼやく。 神奈川の映えスポットやグルメなども時折掲載。

時事

東北地方太平洋沖地震の発生から14年

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生から早いもので14年が経ちました。
2011年3月11日14時46分頃のことです。



地震の震源(破壊開始点)は三陸沖。
震源の深さは24Km、地震の規模を示すマグニチュードは9.0という超巨大地震でした。

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(2022年7月3日:宮城県本吉郡南三陸町志津川付近にて撮影)

写真は宮城県南三陸町志津川にある震災復興祈念公園の光景です。
高台から街の様子や志津川湾を一望することが出来ます。

写真1枚目と2枚目に写っている赤色の建物が南三陸町旧防災対策庁舎。
大津波に飲み込まれ、階段と骨組み、アンテナが残るだけの無残な状態となっています。

保存か解体かをめぐり議論が続いていましたが、2024年7月1日から南三陸町が管理する震災遺構として恒久保存されることが決まったとのことです。

地震はいつ起きるか本当に分からないもの。

東日本大震災後に起きた平成28年熊本地震、平成30年北海道胆振東部地震。
そして2024年元旦に発生した令和6年能登半島地震も想定外の大地震でした。

我々庶民が出来ることはやはり普段からの備え。
これが出来ているか否かで万が一の際、明暗を分けると言っても過言ではないのではないでしょうか。

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記憶に残り記録に残らない雪

昨日3月8日は首都圏広範囲で雪や雨。
3月に入り寒暖差が激しいですが、まだまだ降雪可能性のある時期。



4月半ばまでは関東や関東以北に冷たい空気が残っている状態で、南岸低気圧が通過する際は、降水形態に注意する必要があります。

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(2025年3月8日:横浜市瀬谷区三ツ境付近にて撮影)

今回は関東平野部では気象庁や各気象台に設置されている積雪計で積雪は記録されませんでした。

しかし気象台のある市街地から少し離れた住宅街や郊外では積雪状態になった地域も多かったようです。
記憶に残り記録に残らない雪となりました。

この季節、筆者が毎年感じるのは東京都、神奈川県、千葉県の積雪計の少なさ。

特に東京圏は東京都千代田区(北の丸公園)、神奈川県は横浜地方気象台のある横浜市中区山手(港の見える丘公園付近)にしか積雪計が設置されていません。

千葉県も千葉市中央区と銚子市の2か所のみ。
昔は館山市や勝浦市でも積雪計が設置されていましたが、いつの間にか廃止になってしまいました。

埼玉県は気象台のある熊谷市と秩父市。
近年はさいたま市桜区にも積雪計が設置されたようですが南関東の積雪計は少なく、気象庁や気象台の観測と実態にあまりにも乖離があります。

東京都なら都心以外にも八王子市や青梅市、奥多摩町。

千葉県なら松戸市や我孫子市などの内陸北西部や、坂畑などの房総半島内陸部。

神奈川県なら相模原市や海老名市、それから丹沢湖や芦ノ湖などの高地に積雪計があっても良いのではないかと。

同じ東京都内でも都心と都心以外、神奈川県内でも横浜・川崎とそれ以外では気候が全く違います。

アメダスで東京都心や横浜の積雪が無い状態だと、その都県では雪が降ってないと解釈し、実際には雪が積もっている箱根に車で来てしまう人も居るでしょう。

もっと言えば同じ横浜市内でも気象台のある中区やその周辺と、市内の端の青葉区、瀬谷区などは同じ気候ではなく、中区が雨や霙でも青葉区や瀬谷区が完全な雪ということはあります。

川崎市でも市街地の川崎区や幸区が雨や霙でも、郊外の宮前区や麻生区が完全な雪というケースもあります。

同じ市内や町内での気候の違いを言い出したらキリがありませんが、気象庁や気象台がある都心や市街地が大丈夫だから、郊外や高地が大丈夫とは言えません。

気象庁と各気象台には積雪計の設置箇所を増やすことを早急に検討してもらいたいところです。
積雪計を設置する予算がないなら雪に定規を差し込んで測る、という昔ながらの方法もあるはずです。

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茨城県南部震源でM4.0の地震

3月4日15時15分頃、茨城県南部の下妻市付近を震源とする地震がありました。
南岸低気圧通過による関東大雪予報が気になる所ですが・・・。



地震の規模を示すマグニチュードは4.0、震源の深さは50km。

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(2025年3月4日:気象庁公式サイト地震情報より引用)

茨城県の桜川市や笠間市、千葉県の野田市、栃木県下野市などで最大震度3。
その他、神奈川県を除く関東各地と福島県の一部で震度1~2の揺れを観測しています。

この地震による津波の発生はありませんでした。

被災クラスの地震ではありませんが、震度3になると「おっ!?」と感じる揺れ。

来週11日には平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生から14年を迎えます。

煽るつもりはありませんが、相手は自然。
大地震が「起きないだろう」ではなく「起きるかもしれない」

我々庶民ができることは、普段からの"備え"しかありません。



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3月早々、関東で雪か?

今日から3月、春本番と言いたいところですが・・・。
3月3日~5日にかけて強い寒気の引き込みと南岸低気圧や前線が通過。



関東平野でも降雪となる可能性があるようです。

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(2024年2月5日:横浜市緑区長津田付近にて撮影)

週間予報等によると記事執筆時点では当日、一都三県は雨優勢予報であるものの、曇り一時"雨か雪"という表現が出て入る部分があります。

関東平野、特に南部(一都三県)の平野部は滅多に降雪する機会はそう多くありません。
1つのシーズンで1回あるかないか、多くても2回か3回ほどです。

しかしその数少ない機会が来ると積雪10cmを超えるなど、まとまって降ることがあります。

低気圧のコースや気温の微妙な変化にも左右され、雪1本や雪優勢予報が出ていても空振りやチラつく程度、雨で終わったり、逆に雨1本か雨優勢、曇予報であったにも関わらず大雪になったこともありました。

写真の昨年2月5日の雪はまさに雨優勢予報の中での大雪。
昨年は3月8日にも東京や横浜で積雪1cmを観測。

今回はどうなるか分かりませんが、関東平野では4月半ばまで積雪した記録があり、雪の備えを解くのはまだ早そうです。



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福島県沖震源でM5.0

昨日2月21日22時01分頃、福島県沖震源でやや大きめの地震がありました。
夜遅い時間帯の揺れに緊張が走った方も多いのではないでしょうか。



地震の規模を示すマグニチュードは5.0、震源の深さは50km。

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(2025年2月21日:気象庁公式サイト地震情報より引用)

福島県浜通りで最大震度4のやや強い揺れ。
その他の福島県と宮城県の観測点で震度3を観測。
東北6県と神奈川県を除く関東地方と山梨県で震度1から2を観測しています。

この地震による津波の発生はありませんでした。

今回は被災クラスにはなりませんでしたが、福島県沖は地震の巣。
最近、比較的地震が小康状態なのが逆に不気味なくらいです。

福島県沖では2021年2月13日と2022年3月16日にマグニチュード7.3と7.4の大地震が発生。
両方の地震で東北新幹線の高架橋や架線損傷などが(後者では脱線事故も)起き、一部区間が長期間不通になったことが思い出されるところです。

煽るつもりもありませんが、大地震が「起きないだろう」ではなく「起きるかもしれない」

我々庶民ができることは、普段からの"備え"です。



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