神奈川県の今年4月1日の人口は9,221,129人
前年の同月と比べ11,494人減。



現時点では国内で2番目の人口を抱えている神奈川県も人口減少傾向が明らかになってきました。

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(かながわ県のたより6月号よりにて)

今年の1月末、1958年に統計が開始されて以来、神奈川県で初めて人口が減少に転じたことが報じられました。

2022年1月1日時点の神奈川県の人口は9,231,177。
2021年1月1日時点では9,236,337だったそうで、前年同月比で5,160人減少です。

神奈川県に住んでいると毎月、かながわ県のたよりが全世帯に配布されます。

かながわ県のたより3月~6月号で記載されていた神奈川県の総人口を見ると、

2022年1月1日時点で9,231,177人(前月同月比-5,160人)
2022年2月1日時点で9,224,962人(前年同月比-6,860人)
2022年3月1日時点で9,219,037人(前年同月比-8,708人)
2022年4月1日時点で9,221,129人(前年同月比-11,494人)

と、前年同月比がマイナスとなる状態が続いています。

最近、筆者の地元や周辺では、永代供養や樹木葬をPRする霊園を目にする機会が多くなりました。

就職や進学などで首都圏外から神奈川県を含む首都圏に転入してくる、「社会増」は続いているものの、社会増や出生数よりも高齢者などの死亡者数が上回る状態になってきたということでしょう。

また、今日6月11日は第104回全国高等学校野球選手権神奈川大会の抽選が行われました。
今年の参加校数は170校(連合チームを1校としてカウント)とのこと。

神奈川県は昔から激戦区と言われていますが、今年の参加校数170校という数字は1983年の162校以来の少なさのようです。

高校野球の神奈川県大会はもっとも参加校が多かった年が2000年の207校。
20年前の2002年が205校、10年前の2012年でも190校が参加しています。
令和最初、コロナ騒動前の大会となった2019年も181校が参加。

野球離れや他の競技の普及、娯楽の多様化などもありますが、それでもまだまだ競技人口の多い野球。

こういった所からも神奈川県の人口減少傾向や少子化傾向を感じずにはいられません。

(2022年6月11日 19:08訂正)
当初、冒頭で今年5月1日時点の人口と記してしまいましたが、正しくは今年4月1日時点の人口でした。訂正いたします。